ATM、お店は狙われる!
たとえばこの年明け、どの日がもっとも狙われやすいでしょうか? 金融機関が休業するのは正月の1月1日から4日。そして、お店によっては元旦から、多くの店では2日、3日頃から開店するでしょう。とすると、12月31日から1月4日分までの売上金があるはずです。
金融機関が開く日の前日、1月4日の深夜から翌日の入金時までが数日分の売上金を狙われるもっとも危険な時間帯と言えるでしょう。その次は成人の日の連休前日9日(金)のATM、また売上金などを狙って12日(月)から翌日朝までの間にとくに警戒を必要とします。
強盗に備えよ!
現金を扱う事業所や担当者は、綿密な対策を考えておきましょう。店と自宅を兼ねている場合、強盗に狙われる可能性もあります。ほんのひと手間かけるだけで、被害を避けることができるのですから、被害に遭う前にできることはしておくことです。それぞれの条件の中で、危険なポイントを重点的に、リスクファクター(危険因子)をつぶしていきましょう。できることがあるのにしておかないと…後で後悔することになってしまうでしょうから、「あのとき、ああしておけばよかった…」と、後悔しないために手を尽くしておきましょう。
ATMについては、ショベルカーで建物ごと破壊してしまい、現金を奪う手口が横行しています。もちろん、そのショベルカーも盗難車両ですから、ショベルカーを所有している事業所では盗難被害に備えて警戒する必要があります。
また、逃走用に普通の乗用車を利用することも考えられます。こちらも盗難車両が利用されることが多いので、車を持っている人は、わずかな時間であってもエンジンキーを差し込んだまま車を離れないようにしましょう。
車の盗難、車上荒らしなどについては下記ガイド記事をご覧下さい。
関連ガイド記事
→一般市民も狙われる!
→→子どもたちも狙われる!?/あなたの一票