色情盗(シキジョウトウ)

…なにやら淫靡な響きのある言葉ですが、簡単に言うと「下着ドロボウ」のことです。非侵入盗(乗り物盗、ひったくり、車上ねらいなど)の手口のひとつとしてこのように表現、分類されます。

建物の洗濯物干し場に干してある女性の下着を盗んでいく犯罪です。ときには、コインランドリーに置いたままになっている洗濯物の中から、やはり女性の下着だけを盗んでいくような場合もあります。

女性にとって肌に直接つける下着類は、自分以外の人に手に取られることは好みません。夫や恋人ならいざ知らず見知らぬ男が自分の下着に興味を抱くなど、考えるだけでもおぞましいことです。ところが、洗濯をしていつものように干していたはずの下着が何点か、ときには干した下着全部が盗まれてしまうようなことがあります。

被害は届け出る!

下着ドロボウ…。血の気が引いて、ゾッとするものでしょう。ステキなランジェリーなどは価格も決して安いものではありません。経済的損失もばかにならないのです。これは明らかに「窃盗」つまりドロボウなのですから、警察に届け出るべき事柄です。

どんな色や形か、およその値段まで覚えていることはすべて伝えます。何時に干して、なくなっていることに気がついたのは何時か、物音や異変には気がつかなかったか? など、盗まれたもの、状況について詳しく伝えましょう。


被害に遭う理由と対策

なぜ、盗まれたのでしょうか? これは第一にドロボウ行為をするところを
誰にも見とがめられない時間や場所であった、ということになります。
そして、
手を伸ばせば届くところに干してあった…ということ。

その場所の条件として、塀に上れば手が届く、あるいは、敷地内で塀から離れていても、敷地内に簡単に入ることができる、など
「その気になれば取ることができる」場所だということです。
女性は
自分の洗濯物を干す場所がそのような環境でないか、客観的に考えてみましょう。

建物の1階に住んでいる人はわりあい、気をつけているものですが、2階以上になると注意が甘くなるようです。ところが2階であっても釣り竿のようなものを利用したり、ときには手製の引っかける道具を使うなどして彼らの獲物を盗んで行きます。

集合住宅の上の方の階であっても、構造的に通路や非常階段などから少し身を乗り出せば手の届くところにあれば被害に遭う可能性はあります。そして、犯行は夜間だけではありません。条件さえ整えば、昼間であっても、彼は盗むでしょう。

ときおり、逮捕された犯人のコレクション(戦利品?)が一点ずつ、ズラリと並べられた場面を目にすることがあります。数百点や数千点に及ぶときもあるようです。しかし、近頃はインターネット上で販売されていたり、ブルセラショップというものもいまだにあります。そういう趣味の人はお金を出せば入手できるのです。