防犯/防犯関連情報

米国同時多発テロに学ぶ一般市民にできること。 あなたにもできるテロ対策!(4ページ目)

米国同時多発テロ発生。日本でもテロの襲撃を受ける可能性があるのか。一般市民としてすべき心構えとは?とくに首都圏では要注意です。日常生活の中で誰にでもできる対策をあげています。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

都市の匿名性とテロ対策

とくに都市部では匿名性が高く、隣の人の顔すら知らないという人も多いことでしょう。自分一人くらい関係ない、ということではなく、いつでもテロ襲撃に巻き込まれる可能性は誰にでもあるのですから、これからは周囲に気を配り、異変があればすぐに察知できるように「防犯意識」を高めてください。

日常生活の中にひそんでいる危険はつい見逃しがちですが、市民の一人一人が高い防犯意識を持って警戒すれば、全体の安全度も上がります。

「何かことが起こってからの危機管理」ではなく、「未然に防ぐ」「犯罪を発生させない」という危機管理が今、すべての市民に求められています。起こってしまってからでは遅いのです。

そして万が一の際には、被害を最小限にすべく日頃から「非常口の確認」「避難路の確保」、どこにいても、もっとも安全と思われる場所にすみやかに避難できるように、考えて行動しましょう。

1.地下街や地下構内にいるときも、地上へ脱出する最短距離の出口をつねに意識するように

2.高層建物にいるときは、必ず非常口や非常階段をチェックすること

3.停電した場合に備えて、小さな懐中電灯などはキーホルダーなどで身につけておくとよいでしょう。

4.大判サイズのハンカチやタオルなども携帯しておくとよいでしょう

5.小さなペットボトルのミネラルウォーターもあるとハンカチを濡らしたり、目を洗浄するなどで役立ちます。


日本はテロリストたちの次の襲撃のターゲットにされている可能性が高いといわれます。一般市民でも普段の生活の中で、少しでも意識することで自分の安全度をアップできます。テロ対策は心構えから始まるのです。


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