防犯/防犯関連情報

米国同時多発テロに学ぶ一般市民にできること。 あなたにもできるテロ対策!(3ページ目)

米国同時多発テロ発生。日本でもテロの襲撃を受ける可能性があるのか。一般市民としてすべき心構えとは?とくに首都圏では要注意です。日常生活の中で誰にでもできる対策をあげています。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

市民にできる対策

今回の事件で、犯人と思われる人物たちのいた住宅の近隣の人たちが彼らのことを「笑顔を見せたことがない」「家具がまったくない」「複数の人物が出入りしていた」などと言っています。これらは参考になるでしょう。

1.付近の住宅や集合住宅に、不審な人物が出入りしていないか

2.単身者や夫婦者であっても、夜間に多数のあるいは複数の人物が出入りしていないか

3.近隣と接触を持たず、生活臭がないような様子ではないか

4.家屋への出入りの際、キョロキョロと周囲を見回すような不審な様子はないか


などは自宅周辺での注意事項として、家族や地域住民がよく見るようにするとよいでしょう。
また、都市部での移動の際、駅周辺、駅構内、車両内などでも、

1.不審な荷物やものかげの怪しげな物体など「アレ?」と思うことはないか

2.いつもはそこになかったものがあるなど「いつもと違う」様子はないか

3.一見誰かがおいた荷物か忘れ物などに見えるようなものがないか

など、爆発物と考えられそうな物品については要注意
です。日頃から周辺をよく見回して、異変がないかさりげなく確認するように、アンテナを張りめぐらせましょう。そして異変を察知したらすみやかに届け出るようにしましょう。

「異様な雰囲気」の数名のグループなどにも気をつけましょう。普通はグループでいれば、談笑したり、楽しそうな会話というものがあるものですが、「笑顔を見たことがない」などは、テロ襲撃を決意していれば顔や雰囲気にそれらしい様子が出ているのではないかと考えられます。

 
→→→都市の匿名性とテロ対策 
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