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それでもあえて乾電池デジカメを選ぶ理由(4ページ目)

エントリーモデルを中心に、比較的安価なラインナップとして採用されている乾電池を利用できるデジタルカメラ。しかし、その利点は安いだけではないのだ。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

充電池=メイン アルカリ=スーパーサブに

また、オススメできなかった要因のひとつとして、乾電池=使い捨てという環境に優しくない側面が存在していたこともある。
これはニッケル水素充電池を使うことで避けられたのだが、以前にも書いたようにニッケル水素充電池はやや使いこなし方が難しいこともあって万人に勧められるものではなかった。
しかし、eneloopをはじめとした改良型のニッケル水素充電池が発売されてからは事情が変わっている。
こちらのレビューにあるようにeneloopは自己放電が比較的少なく、2ヶ月ていどであれば自己放電の問題なく撮影ができる。

乾電池デジカメにとってeneloopは救世主となってくれる。

通常はeneloopなどの充電池も使用し、電池切れなどの緊急避難用としてコンビニなどでアルカリ電池を使うというような使用方法ができるわけだ。

中長期の旅行には乾電池モデルをオススメ

特に旅行などにおいて、乾電池採用のデジタルカメラはかなり使える。
最近の大容量メモリーカードの価格下落もあって撮りっぱなしができるようになり、問題は電源のみとなったからだ。
また、海外では充電器に加えてコンセントアダプターなども必要となり、荷物が大きくなってしまう。
そんな中、アルカリ電池で動く乾電池デジカメはかなり役に立つはずだ。

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