デジタルカメラ/デジカメ関連情報

運動会でデジタルカメラを使おう(2ページ目)

運動会で一生懸命がんばる子供を撮影する。簡単なようで、実は動きが激しいためになかなか難しい作業です。特に徒競走でゴールの瞬間を撮るのはなかなかの難問。しかし、もちろん解決方法はあるのです。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

大事になってくる連写性能

もうひとつ、デジカメ選びの考慮に入れておきたいのは「連写性能」だ。
一枚撮ったら3秒ていどの間があいてしまうというデジタルカメラもいまだ少なくない。
こういったデジタルカメラは日常スナップであればともかく、『運動会』という状況では撮影に向いているとはいいがたい。

すべての競技はかぎられた時間内で進行されていく。その限定された時間の中でできるだけの枚数を撮れるデジタルカメラこそが運動会に向いているといえるのだ。

DiMAGE Z3
DiMAGE Z3は12倍ズームを搭載しながら秒2.5枚の連写性能を誇る。

このあたりの連写性能は実際の機種レビューなどに掲載されていることが多い。また、デジタルカメラガイドの製品レビューでも重視している項目のひとつだ。
デジタルカメラ選びの参考にしていただきたい。

三脚はいる? いらない?

撮影方法になると毎度毎度出てくる三脚であるが、今回はあまり必要がない。もちろん、あればあったで使えることは間違いはない。
しかし、場所取りなどのフットワークが必要になることを考えると、メリットとデメリットが相殺してしまうのではないだろうかと筆者は考える。
また、学校のほうで使用を禁止しているところも少なくないようだ。

運動会は多くが昼間の屋外で行なわれる。そのため手持ちでも充分なシャッタースピードが稼げるので、三脚は必要ではなくなってくるのだ。

tripod
三脚は非常に使えるアイテムだが、フットワークを極端に悪くさせるデメリットが大きい。

手ぶれが気になるのであれば、一脚を使うという手もある。
また、手ぶれ補正機構を搭載しているレンズやデジカメを利用するのもいいだろう。

それでは、実際の撮影テクニックや心構えを見ていくとしよう。
Page3へ)
Page1 運動会向きのデジタルカメラは?
・Page2 もうひとつ重要視したい性能!
Page3 運動会は、もうはじまっている!
Page4 激しい動きの競技はこうやって
Page5 ゆっくりな競技には落とし穴が存在する!

■関連ガイド記事
手ぶれを防止する撮影テクニック
DiMAGE Z3レビュー
旅行に強いデジカメを考える(2)
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