IXY 1ではなく、あえてIXY 3をレビューする理由とは?

今回はIXY 3のレビューをお送りしたい。IXYシリーズのフラッグシップとなるのは明白にIXY 1である。IXY 1はスマートフォン等と画像のやりとりができるWi-Fi機能があり、タッチパネルを搭載して背面のほぼすべてが液晶ディスプレイとなっている。
キヤノン IXY 3

キヤノン IXY 3


しかし、筆者はあえてそのIXY 1ではなく、IXY 3をレビュー対象に選んでみた。Wi-Fiもなければタッチパネル操作もできない。「コンパクトで12倍ズーム」という特徴はあるが、それはIXY 1も同じ。IXY 3は機能的に見てしまえば、むしろレビューが書きにくい機種といえるだろう。


デジカメ史上でも最高峰に位置するデザイン

デザインは本当に秀逸。製品として5年にひとつあるかどうかのレベル

デザインは本当に秀逸。製品として5年にひとつあるかどうかのレベル

しかし、そういった「機能」よりもIXY 3には最大の武器がある。そのデザインだ。

スクウェアを基調としたフィルム時代の初代IXYを思い起こさせるフォルム。外装は金属製(アルミ)で質感が高いだけでなくスピン加工がされており、光を当てる角度によって反射が異なるなど心憎い演出もされている。

 
今回、試用したのはシルバーモデル。アルミの地金色を活かしたカラーになっている。その他のカラーバリエーションとなるレッド、ブルーもそれぞれ独自の加工がされており、ちょっと驚くほどの美麗さだ。実際に目にすると「どのカラーにしようかな……」と迷うことができるほどの仕上がりになっている。

IXY 3がここ数年に発売されたデジタルカメラの中ではダントツにかっこいいデジタルカメラであるのは間違いない。

次のページでは、ズームなど、注目の機能を解説しよう。