DiMAGE Z3 - DiMAGE Zシリーズが進化して登場

筆者の中で2003年最大のヒットのデジタルカメラとなったDiMAGE Z1であるが、唯一の難問はその独特のデザインだった。
まあ、できうるかぎりもっともおとなしい言いかたをしたとしても「好き嫌いがはっきりとわかれるデザイン」といったところだろう(笑)。

そのDiMAGE Zシリーズが生まれ変わった。
レンズは10倍ズームから12倍ズームに進化し、手ぶれ補正機構を搭載したのだ。
Z1からZ2へはマイナーチェンジにすぎなかったが、Z2からZ3へはまさに「生まれ変わった」という言葉がふさわしい。

コニカミノルタ
DiMAGE Z3
市価 62,800円
2004年8月6日発売

12倍ズーム + 手ぶれ補正機構で大進化

まず、変更点としてもっとも大きいのは外観だ。
基本的なフォルムは変わっていないが、ヨーロッパのデザイナーを起用したためかだいぶ「まろやか」なデザインになったといえるだろう。

Z1とZ3を並べてみた。傾向としては同じフォルムではあるが、かなり洗練されたデザインになったことが分かる。グリップのよさは向上している。

DiMAGE Z1で特徴的だったオーバーハングしたフラッシュ(通称デコ)がレンズ部分と一体化し、パッシブセンサーがなくなったことでゴテゴテ感のないすっきりとしたデザインになっている。
カラーリングもブラックという非常にまともなラインに収まった。
なお、限定版のユーロシルバーもDiMAGE Z1/Z2のようなテカテカした銀ではないので安心してもらいたい。

ただし、今回もストラップ取付金具は釣具であった……。

すべてに渡って進化したハードウェア

さて、それではDiMAGE Z3のハード的な側面をざっくりと見てみよう。
まず、レンズがDiMAGE Z1/Z2の10倍ズーム(38-380mm相当)から12倍ズーム(35-420mm相当)になった。
パナソニックのDMC-FZ10/FZ20の全域F2.8に比べると、F値はF2.8-4.5と負けているものの、ズーム倍率は同等だ。

さらにCCDを動かして手ぶれを補正するという、コニカミノルタ独自の手ぶれ補正機構である"アンチシェイキング"を取り入れている。
こちらはパナソニックのDMC-FZ10、およびキヤノンのPowerShot S1 ISと同等となった。

DiMAGE Z3は超10倍ズームレンズを搭載したデジカメの中で、スペック的にはトップランナーの一員になったといえるだろう。
それでは筆者を魅了した使い勝手のよさ、AFの速度などはどうなっているであろうか? 実際に使用しつつ、チェックしていってみよう。
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Page1 デザインはまろやかに
Page2 12倍ズーム+手ぶれ補正の威力は?
Page3 爆速の遺伝子は受け継がれた
Page4 多彩な機能もそのままに
Page5 最強の○○○用デジカメ!
Page6 DiMAGE Z3 実写画像&スペック
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