航空券/航空会社・エアライントピックス

航空界 ゆく年くる年(2003年上半期)(4ページ目)

米英軍によるイラク攻撃やSARSの影響で世界中のエアラインが大きな打撃を受ける一方、国内の航空界では女性専門職の進出なども目立ちました。航空界 ゆく年くる年──まずは上半期の話題から。

執筆者:秋本 俊二

《5月25日》
アフリカの空で旅客機が消えた!
--------------------------------------------
ボーイング727型機がアンゴラの国際空港から突然、無許可で離陸。そのままアフリカの空で消息を絶った。その後、米国政府はテロリストの手に渡った可能性もあると必死で捜索を続たが、結局消息はつかめず。墜落の情報もなく、ナゾは深まるばかり。
【関連記事】消えたボーイング727

《5月30日》
エールフランスのコンコルド最終便が離陸
--------------------------------------------
ニューヨークへ向かうエールフランスの超音速旅客機コンコルドの最後の便が、パリ郊外のシャルル・ド・ゴール空港を飛び立った。ケネディ国際空港に到着後、折り返しパリに戻る便をもって、同社のコンコルド運航は27年間の歴史に幕を下ろす。
【関連記事】さよなら、コンコルド!

《6月3日》
キューバのハイジャック機が225万円で落札
--------------------------------------------
03年3月にハイジャックされ、キューバのユース島から米キーウエスト国際空港に着陸したDC-3などキューバのハイジャック機2機が、米国でのオークションに出品された。落札価格は計1万9,000ドル(約225万円)!

《6月13日》
『頭上の敵機』グレゴリー・ペック氏が死去
--------------------------------------------
「ローマの休日」や「アラバマ物語」「ナバロンの要塞」などに出演した名優、グレゴリー・ペック氏が米ロサンゼルスの自宅で死去。87歳だった。とりわけ飛行機ファンにとって忘れられないのは、指揮官役で話題を集めた『頭上の敵機』。ご冥福をお祈りいたします。

《6月14日》
パリ航空ショーが開幕
--------------------------------------------
第45回パリ航空ショーパリ郊外ルブールジェで開幕した。ことしは米国のライト兄弟が初めて動力飛行に成功して100周年。兄弟の「フライヤー号」の複製など13の歴史的なモデル機も展示され、またボーイングとエアバスの両雄も“熱い戦い”を繰り広げた。
【関連リンク】航空機メーカー一覧

《6月17日》
ユナイテッド航空の制服が大量盗難に
--------------------------------------------
茨城県にあるANA系列のクリーニング会社工場から、米ユナイテッド航空の地上勤務員の制服などが大量に盗まれていたこと発覚。茨城県警によると、盗まれたのは、制服のワイシャツ、ブラウスなど約90点。テロへの悪用を警戒している。

《6月25日》
JALの「松井ジャンボ」が登場
--------------------------------------------
米大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手の巨大な顔が描かれたJALのジャンボ機「松井ジェット」が、松井選手の地元・石川県小松空港(小松市)に到着。送迎デッキには地元住民ら大勢の人が駆けつけ、競って写真を写すなど大喜びで迎えた。
【関連リンク】旅客機フォトギャラリー

≫≫≫「下半期」へ
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます