台湾へは「LCC」がお得、台北や高雄への便がある

台湾行きのLCC徹底比較&賢い利用方法

台北には、現地のグルメや夜市、故宮博物院など楽しめるスポットが盛りだくさん。老若男女問わずリピーターも多い人気観光都市です

日本人旅行客に人気が高い旅行先、台湾。日本から最も近い海外であり、年間を通じて温暖な気候、現地の美味しいグルメや夜市、さらに「親日国」であることも人気の1つです。

台湾の首都である台北へは、羽田や成田をはじめ、全国各地から飛行機の便が多く運航されています。特に、格安航空会社(LCC)の便が増えており、気軽に行けるようになりました。近年は台北に加え、台湾南部の都市・高雄を結ぶ便も就航しています。

なお、台北での利用空港は、LCCはすべて台北郊外に位置する「台北桃園国際空港」になります。市内中心部にある台北松山空港は、日本からだと羽田発着の大手航空会社のみなので注意してください。

台湾にLCCで行くために、航空会社や運賃、お得なセール情報、ツアーと個人旅行の比較など、台湾への旅行にすぐに役立つ賢い利用方法を、All About 飛行機の旅 / 航空券ガイドがご紹介します。
   

首都圏から台湾にLCCで行くには「成田空港」が便利

成田空港で多くのLCCが発着するのが第3ターミナル(写真手前)です。タイガーエア台湾とスクートは第2ターミナル ※2018年撮影

成田空港で多くのLCCが発着するのが第3ターミナル(写真手前)です。タイガーエア台湾とスクートは第2ターミナル ※2018年撮影

まず、首都圏から台湾に向かうのに、最も飛行機の便数が多いのは成田国際空港です。大手航空会社を含めて9社が直行便を運航し、そのうちLCCは4社です。

■ ジェットスター・ジャパン・・・成田=台北(桃園)
■ バニラエア・・・成田=台北(桃園)、成田=高雄
  ※2019年10月27日以降はPeachとして就航予定
■ タイガーエア台湾・・・成田=台北(桃園)、成田=高雄
■ Scoot(スクート)・・・成田=台北(桃園)

成田-台北線で、最大で1日3往復の便を運航する【バニラエア】。朝発の便に乗ると午後から台北の街を楽しめます。また、成田-高雄線も毎日1往復で運航しています。※2019年10月27日以降はPeachとして就航予定
 
成田から台北への便を運航するLCC「ジェットスター・ジャパン」

成田から台北への便を運航するLCC「ジェットスター・ジャパン」

【ジェットスター・ジャパン】は、22時発に成田を出発する深夜便があります。逆に、台北を深夜に出発して早朝に成田に着く便もそれぞれ運航し、限られた休みしか取れない“弾丸旅”におすすめ。

機内から台湾を実感したいなら【タイガーエア台湾】です。成田=台北、高雄への便それぞれ週4便で運航しています。
 
スクートは最新鋭のボーイング787型機で運航。シートピッチなども広いため、他のLCCよりも機内で快適に過ごせます

スクートは最新鋭のボーイング787型機で運航。シートピッチなども広いため、他のLCCよりも機内で快適に過ごせます

一方、LCCの中で【スクート】のみ、最新で中型の「ボーイング787-9型機」での運航。他社LCCよりも広々とした機内で、座席の間隔(シートピッチ)も大手航空会社のエコノミークラス並みと快適です。1日2往復での運航です。


 

「羽田」から台北へ、LCCでピーチとタイガーエアが運航

大阪(関西)を拠点とする国内LCC、Peach。羽田などその他の空港から台湾を結ぶ便も運航しています

大阪(関西)を拠点とする国内LCC、Peach。羽田などその他の空港から台湾を結ぶ便も運航しています

都心に近くて便利な羽田空港から台湾への便を運航するのは【Peach(ピーチ・アビエーション)】【タイガーエア台湾】です。

いずれも、羽田を早朝に出発、また台北から羽田へは深夜または早朝に到着する運航スケジュールです。羽田空港までの交通アクセスにご注意ください。

■ Peach・・・羽田=台北(桃園)
(羽田5:55→台北8:25/台北20:40→羽田0:55+1)

■ タイガーエア台湾・・・羽田=台北(桃園)
(羽田5:25→台北8:00/台北0:10→羽田4:25)

 

大阪の「関西空港」は台湾への便が最も多い空港

関西空港は台湾へのLCCが最も多い空港です。PeachやエアアジアXなどが就航しています

関西空港は台湾へのLCCが最も多い空港です。PeachやエアアジアXなどが就航しています

日本から台湾への便が最も多く出ているのが、大阪の関西国際空港です。

■ Peach・・・大阪=台北、大阪=高雄
■ ジェットスター・アジア・・・大阪=台北(桃園)
■ タイガーエア台湾・・・大阪=台北(桃園)
■ Scoot(スクート)・・・大阪=高雄
■ エアアジアX・・・大阪=台北(桃園)

関西国際空港を拠点とする【ピーチ・アビエーション】は、1日最大4往復の便を毎日運航。また、高雄便も毎日運航しています。

ジェットスターはシンガポールが拠点の【ジェットスター・アジア】の便として運航されています。週5日運航。

【タイガーエア台湾】は、大阪=台北で1日2往復、大阪=高雄も週3日で運航しています。

【スクート】は、大阪=高雄のみ毎日1往復の運航。使用機材は最新鋭の「ボーイング787」で、快適なフライトです。

アジア最大のLCC、エアアジア・グループの【エアアジアX】は、週4往復の運航。使用機材は大中型機の「エアバスA330」なので、広々とした機内で過ごせます。プレミアム・フラットベッドやクワイエットゾーン、機内食メニュー「Santan」も楽しめます。

 

名古屋の「中部空港」からLCCで台湾へ行くには

名古屋(中部)を拠点とするLCC「エアアジア・ジャパン」が台北への便を運航

名古屋(中部)を拠点とするLCC「エアアジア・ジャパン」が台北への便を運航

愛知県の中部国際空港から台湾へのLCCは【エアアジア・ジャパン】【タイガーエア台湾】です。運航日にご注意ください。

■ エアアジア・ジャパン・・・中部(名古屋)=台北(桃園) ※毎日運航
■ タイガーエア台湾・・・中部(名古屋)=台北(桃園) ※週5便

 

「福岡空港」から台北への便を運航するLCC

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タイガーエア台湾は成田、大阪、中部、福岡など全国各地に就航しています

福岡空港から台湾への便は【バニラエア】(※)と【タイガーエア台湾】です。基本的に毎日運航。※2019年10月27日以降はPeachとして就航予定

■ バニラエア・・・福岡=台北(桃園)
■ タイガーエア台湾・・・福岡=台北(桃園)
 

日本の地方空港にも続々就航する台湾のLCC

その他、札幌(新千歳)や沖縄(那覇)と台湾を結ぶLCCも多く運航されています。台湾における「北海道」人気、那覇と台北は距離的に近いのもLCCが多い理由です。

特に、【タイガーエア台湾】は、先に紹介した成田、羽田、大阪(関西)、名古屋(中部)福岡に加え、旭川、函館、花巻、仙台、茨城、小松、岡山、佐賀、那覇にも就航しています。

 

LCCの「セール」情報をいち早く知る方法

LCCのセール情報をいち早くゲットするには「メールマガジン」登録がおすすめ(Peach公式ホームページより)

LCCのセール情報をいち早くゲットするには「メールマガジン」登録がおすすめ(Peach公式ホームページより)

LCCの航空券を最も安く手に入れる方法は、LCC各社が行う「セール」(またはキャンペーン)です。

セールの情報を入手するには、インターネットでの情報収集が大事。特に、LCC各社のメールマガジンに登録しておくのが有効的です。メールマガジンはセールを行う前にほぼ必ず配信されます。ほかに、Twitter、FacebookなどSNSの公式アカウントをフォローして日頃からマメにチェックする方法もあります。

 

LCCは個人旅行向け、旅行会社などツアーがお得な場合も

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LCCによっては自社のホームページでツアーを販売していることも。金額によってはお得なこともあるのでぜひチェックしてみましょう(ジェットスターの公式ホームページより)

LCCは基本的に、航空券を自社の公式ホームページで販売します。そのためツアーよりも「個人旅行」に向いています。現地の宿泊先は自分で手配する必要がありますが、ホテル予約サイトを利用する、ホテルのみ旅行会社に手配する方法もあります。

一方、旅行会社が往復LCC利用でホテルがセットになった「ツアー」商品を販売するケースも増えています。LCCが販売することもあります。航空券とホテルを別々に支払うよりお得なケースもあり、事前に価格をチェックして比較してみても良いでしょう。
 

LCCを利用する時の注意点、大手航空会社もチェック

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LCCは手荷物などのルールが大手航空会社より厳しめですが、主な注意点をクリアすれば安くて楽しい旅ができます。写真は成田空港でのジェットスター・ジャパン

台湾への便はLCCだけでなく、大手航空会社も多くの便を運航しています。そのため、運賃競争が激しく、時期や時間帯などによっては大手航空会社を利用するほうがお得なことも。以下に、LCCの主なメリットとデメリットを挙げました。

【LCCのメリット】
・セール運賃はもちろん、通常の運賃もとてもお得
・航空券が片道ずつ、リーズナブルに購入できる
・行きと帰りで別々のLCC利用も可
(大手航空会社は往復購入が基本、片道だと高額になることも)

【LCCのデメリット】
・手荷物の重量チェック、チェックイン時間などのルールが厳しめ
・チェックイン時に預ける手荷物(受託手荷物)が1個から基本有料
・事前座席指定、機内での飲食などすべて有料
・大手航空会社より欠航や遅延が生じやすい、サポートも最小限
・台北では中心部からやや離れた「台北桃園国際空港」のみ

※記事の情報は2019年6月現在

(関連リンク)
Peach(ピーチ・アビエーション) 
ジェットスター
バニラエア ※2019年10月27日以降はPeachとして運航
タイガーエア台湾 
Scoot(スクート)
エアアジア

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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。