航空券/航空会社・エアライントピックス

航空界 ゆく年くる年(2003年上半期)(3ページ目)

米英軍によるイラク攻撃やSARSの影響で世界中のエアラインが大きな打撃を受ける一方、国内の航空界では女性専門職の進出なども目立ちました。航空界 ゆく年くる年──まずは上半期の話題から。

執筆者:秋本 俊二

《4月11日》
引退決定のコンコルドに予約が殺到
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03年10月で商業運航停止が決まった超音速旅客機コンコルドの残り200回のフライトに座席予約が殺到していることを英タイムズ紙が報じた。ロンドン~ニューヨーク間を運航しているブリティッシュ・エアウェイズ(BA)では、1日の予約が通常の20倍以上に達している。
【関連リンク】世界のエアライン

《4月14日》
SARSの死者急増で、航空業界に打撃
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重症急性呼吸器症候群(SARS)で新たに5人の死者が出たほか、42人が新たに感染したことを香港政府が発表。SARSは航空機利用によって世界20カ国に拡大し、今後の航空界への影響が懸念されている。
【関連リンク】All?About?Japan「SARS特集」

《4月18日》
“手ぶら旅行”実現へ、成田空港で共同研究
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重い荷物を持たずに海外へ──そんな“手ぶら旅行”の実現をめざし、新東京国際空港公団が「次世代空港システム技術研究組合」の設を発表。近い将来、宅配会社に自宅で手荷物を預け、渡航先空港のターンテーブルで受け取るといった旅のスタイルが当たり前になる?
【関連記事】“手ぶら”で海外旅行

《4月20日》
米国民間パイロット、銃武装可能に
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アメリカの民間航空会社のパイロットが、この日からハイジャック防止のため操縦中に短銃で武装できるようになった。2002年に上下両院で圧倒的な支持を得て法案が可決。これが本当に同時多発テロ後のハイジャック防止策の「切り札」になるのか?
【関連記事】旅客機がテロリストの凶器に!

《4月25日》
スカイマーク、羽田-徳島、青森線が就航
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スカイマークエアラインズが羽田-徳島、羽田-青森線の運航を開始した。ANAが撤退した後を引き継ぎ、それぞれの路線で1日2往復運航。
【関連リンク】日本のエアライン

《5月16日》
富士重工業、小型ジェット開発に意欲
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富士重工業の竹中恭二社長は、小型ジェット旅客機(10~15席)の開発事業を参入する方針を明らかに。「航空需要が大きく変化するなかで、積極的に小型ジェットのマーケットを見つめ、自前の技術で開発に取り組みたい」と意欲。
【関連リンク】航空機メーカー一覧

《5月20日》
成田空港、開港から25年周年
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成田空港はこの日、1978の開港から25年周年を迎えた。黒野匡彦公団総裁は報道陣に「暫定滑走路の2,500メートル化の実現に向けて引き続き取り組んでいきたい」と語った。
【関連リンク】空港が面白い(国内編)
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