古着・いらない服を手芸でリメイク!お役立ち小物
布を両面テープで貼るだけの「布シール」を使った空き瓶。袋として利用した後は、ミニ雑巾に変身する「エコ小袋」。そしてズボンの形をそのまま生かした「ズボンサック」
いらない洋服で作る、お役立ち小物の作り方をご紹介します。両面テープで作る簡単小物から、なみ縫いで仕上げるエコ小袋など、捨てるはずだった洋服が、ちょっと嬉しい小物に大変身!難易度別にいくつかご紹介しますので、ぜひトライしてみてくださいね。
<目次>
初めての方は練習もかねて、気軽にトライ
捨てられない…溜まった洋服は、リサイクルで活用 |
■いらない洋服
■はさみ
■針と糸
■布用両面テープ など
準備するものは、作るものによって違いますので、詳しくは以下の手順を参考にしてくださいね。
古着やいらない服を、処分してしまう前に……
カードの飾りや、ちょっとしたアクセサリー作りにもボタンは大活躍! |
縫わずに仕上げる! 布シールへリメイク
布を好みのサイズにカット。裏側に布用両面テープを貼って出来上がり。空き瓶に貼ったり、カードにシール代わりに貼っても。布の上に、ボタンを飾ってもいいですね。
缶の大きさよりも、少し大きく布をカットします。余分にカットした分を、内側に折り、アイロンをかけておきます。両面テープを数箇所貼りながら、缶に布を貼って出来上がり。
なみ縫いで作る! エコ小袋へリメイク
小物やおやつを入れるのに便利な袋として利用。古くなったら、靴や家具磨き用の布に。布の裏側に、型を写します。画像黒線は出来上がり線、赤線は縫い代。縫い代は、入れ口が各3センチ、脇が各1センチ。底の部分で半分に折ります。参考までに、今回作ったものですと、出来上がりサイズが、Aタテ20センチ×Bヨコ15センチ。なので出来上がり線(黒い線)は、40×15センチ。入れ口と脇に縫い代をとって、布を断ちます。サイズはお好みで調節してくださいね。
入れ口を内側に三つ折りにし、アイロンをかけておきます。次になみ縫いで、入れ口を縫っていきます。
布を中表に合わせ、脇を縫います。画像の赤線の箇所です。
脇を縫い終われば、ひっくり返して出来上がり。
応用もイロイロ、エコ小袋の使い方
袋の入れ口に、あまり布で作ったネズミの頭部を付けました。袋にはポプリが入っています。
画像のように、小袋をいくつか、2本のリボンに縫いつけて、壁掛け風に利用します。
古くなってきたエコ小袋は、靴や家具を磨く布に。中に手を入れ、そのまま利用できます。特にTシャツなど、少し使い古したコットンの感じが、ガイドは磨き布として気にいっています。
ズボンをそのままカバンにリメイク
ジーンズの股上部分をそのまま袋に、残りの部分を利用して持ち手を。今回は、風呂敷を裏地に利用しました。ジーンズを、股上と股下に裁断します。股下部分で持ち手を作ります。布を中表に合わせ、脇をミシンで縫い、布をひっくり返します。サイズの目安は、幅4センチ、長さ60センチ。周囲に1センチずつの縫い代をとっています。サイズはお好みで。
股上部分の下側を縫って、袋状にします。画像の赤線の箇所です。
持ち手をバランス良くつけます。まずはマチ針で固定。その後、しつけを兼ねて、手縫いしておきます。
入れ口周囲に縫い付ける、裏地の準備をします。幅約7センチ、長さは入れ口周囲+数センチ。布の上下1センチずつを内側に折り、アイロンをかけておきます。その布を、入れ口周囲に縫い付けていきます。上側と下側と縫っています。
股上の浅いジーンズを利用したので、画像のような仕上がりですが、股上の深さによって、雰囲気も変わってくると思います。今回は少しマチをつけました。マチのつけ方はコチラ⇒ パリジェンヌ風、お買い物バッグを作ろう! を参考にしてください。
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