簡単な縫い方でオリジナル・リングピローを作ってみよう
基本のリングピローは、画像左の長方形。応用編で、画像右のハートのリングピローもご紹介します |
今回は、結婚式にかかせない、リングピローの作り方をご紹介します。基本のリングピローは、なみ縫いが出来れば、ほぼOKなので、意外に気軽にトライできますよ。贈り物にも、喜ばれそうです。
贈り物にも喜ばれそうな、結婚式の小物
他にも装飾用のビーズなど。飾りは、市販のものを利用しても |
【準備するもの】
■布(サテン地など)
■リボン
■針と糸
■はさみ など
出来上がりサイズは約15×21センチ。大きさはお好みで調節してくださいね。
大きさも、リボン・布・レースの色味もお好みで。
布の裏側に、21×30センチの縫い線を引きます。30センチの辺は、中央が折り線(画像参照)。縫い代を約1センチとって、布を裁ちます。布にビーズをつけたり、刺しゅうをする場合は、縫い合わせる前に済ませておきます。
折り線を中心に、布を中表に合わせます。返し口(画像、赤い太線)を5センチほど残し、縫い線に沿ってなみ縫いしていきます。縫い目は、なるべく細かく。ミシンで縫っても。
周囲を縫い終われば、返し口から布をひっくり返します。角もマチ針などを使ってきれいに出します。アイロンをあてておきます。(布にもよりますが、アイロンが直接布にあたらないように、あて布をしてくださいね。)
返し口から綿を詰めていきます。詰め方は、少し余裕があるぐらいの方が、リングがきれいにのると思います。綿を詰め終われば、返し口を目立たないように、かがり縫いなどで縫い閉じます。
リボンをバランスよく2本、縫い付けます。リボンが縦を向くように。針は、裏側まで貫通させています。こうすると縫い付けた箇所が、少しくぼみます。あまりくぼみが大きくなりすぎないよう、注意してくださいね。
ガイドは布に、ビーズとスパンコールを付けました。こちらのつけ方は、「キラキラ夏Tシャツ」 をご参照ください。他にも、市販の装飾を利用されてもいいですね。
リングの結び方
リングは以下の手順で結んでも、または結んだリボンにリングを通しても、どちらでも使いやすいように。何度か練習してみてくださいね。指輪をリボンに通します。
リボン結びをします。
完成。結ぶ場合は、あまりきつく結びすぎないようにしてくださいね。結ばない場合は、出来上がったリボン結びをリングに通して使用します。
応用編・ハート型のリングピローでアレンジしよう
画像は縫い線。中央の縦線が約18センチ、横幅の一番広い箇所が約22センチ。縫い線を布の裏側に引き、縫い代を1センチほどとり、布を裁ちます。2枚準備します。
布の一枚の表側に、レースを置きます。縫い線より、2~3ミリほどはみ出すように置き、しつけ縫いしておきます。
手順2の補足です。レースは、出来上がった時に外側にくる向きが、この時点では内側を向いています。
もう一枚の布を、中表に合わせます。先ほどしつけ縫いしたレースも、中に挟まれた感じです。返し口を5センチほど残し、周囲を縫います。ひっくり返す前に、ハートのカーブ部分と凹部に、切込みを入れます。
返し口の処理ですが、まずレースだけ、しつけしていた布に縫い付けます。綿を詰めたあと、目立たないようにかがります。
あとは長方形のリングピローと同じく、綿をつめ、返し口をかがり、リボンを縫い付けます。レースは少し長めにつけ、仕上げに、両先端を縫い合わせます。やわらかいレースの方が、ハートのカーブがうまくでると思います。きれいにカーブがでない場合は、レースをぐし縫いされてもいいかもしれません。
【関連情報】
- ビーズやスパンコールのつけ方はコチラ
- ⇒チープさがカワイイ! キラキラ夏Tシャツ
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