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■CompTIA e-Biz+ 出題範囲と傾向 |
e-Biz+の試験は、ペーパーではなくCBT形式で出題され、70問を90分で答えるようになっています。受験者のeビジネスの経験として、12ヶ月程度を問えるように問題のレベルが設定されています。
改訂版の出題範囲は表のとおりです。改訂前よりも出題傾向が変わっているので要注意です。ビジネスイニシアチブが減った分、インフラストラクチャが増えたと考えておけば良いでしょう。
試験内容に日本の環境が反映されつつあります。携帯電話のインターネット対応率が約79%と、ダントツで世界一の日本ですから、今後、モバイル系のインフラストラクチャが出題されやすいのではないか、とガイドはにらんでいます。
試験分野 | 内容 | 出題比率 |
eビジネスの概念と基本 | eビジネス基本用語、ビジネスモデル、決済オプション、法制度など | 20% |
eビジネスのビジネスイニシアチブ | リスク分析、SWOT分析、投資対効果分析など | 17% |
eビジネスの戦略と立案 | セキュリティ、マーケティング戦略、顧客との信頼確立、プロジェクト立案、カスタマサポートなど | 35% |
eビジネスインフラストラクチャ | サーバ技術、通信、セキュリティ技術、障害回復、ナレッジマネージメントなど | 28% |
昨年から始まったばかりで、取得者がまだまだ少ないe-Biz+。改訂によって日本の環境にもマッチした内容となり、ブレイクする予感がしています。
そろそろ、私がチェックしたe-Biz+の受験対策本も刊行されるようです。2004年2月の受験に向けて、勉強をスタートするには、バッチリのタイミングだと思います。誰よりも先んじて資格を取得し、eビジネスのスーパープロデューサーとして、アピールしてみてはいかがでしょうか。
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