東京マラソンボランティアに参加するなら
活動が終わった後、ゆりかもめでお台場に来て応援をするボランティアも少なくありません。 |
ボランティアを申し込む時点で、活動場所を希望することができます。必ずしも希望通りにいかないこともあるようですが、どこがいいかわからないという方は、活動時間を基準に選ぶのも1つのポイントです。
フィニッシュエリアは、最後の1人がゴールするまでがボランティアの仕事ですから、どうしても時間が長くなります。でも「1日活動するのはちょっと……」と思う方は、スタート地点や、飯田橋地点、10kmフィニッシュの日比谷公園なら半日で終わります。
スタート地点なんて、すべてのランナーが走り去った午前9時過ぎには撤収し、ゴミを片付け終了です。今年、スタート地点のボランティアに参加したガイドの知人は、9時半過ぎに新宿で解散となってしまい、「物足りなかった」と言っていたほどです。でもその分、電車で移動して別に場所で応援ができたそうです。ボランティアと応援との両方楽しむというのもいいですよね。
また、疾走するランナーを間近で見ながらボランティアをしたいというなら、途中の給水・給食ポイントを選ぶのがおすすめです。ほれぼれするようなトップランナーの走りをこの目で見ながら、「がんばってください!」と声をかけ、水やアミノ飲料を渡すことができるかもしれないというのもボランティアの役得というものです。
東京を代表するお祭り、東京マラソン!
大盛況で終わった東京マラソン2008。2009年は3月22日開催予定です |
その姿を見ていると、もしかして、自分も走れるかもと錯覚してしまいそうなくらい。実はガイドは中学生のとき800mの学校代表の選手だったことを思い出していました。地区大会に出たんですよ、一応。だから、もしかして10kmなら走れる? いや、とはいえ、最長で走ったのは高校のマラソン大会の4kmですから、きっと無理ぃ!! などと、勝手に葛藤していました。冷静になって思えばアホですねぇ。でも、見ていると、本当に参加したくなるから、不思議なものです。
まさしく「同じ○○なら踊らにゃ損!損!」という気分になります。そう思うと、マラソンは、お祭りなんですね。
3万人のランナーと、沿道で応援するたくさんの人たちと、1万2000人近い数のボランティアと、それを支える事務局とボランティアセンターと。多くの人がさまざまな立場で一体となって参加するお祭り。考えてみたら、東京を代表するお祭りって今までありませんでした。そのお祭りがスポーツイベントっていうのも、いろいろな人が住む東京らしくていいのではないでしょうか。
ボランティアはスポーツの第三の楽しみ方!
最近、する人、見る人に続く、スポーツの第三の楽しみ方としてのボランティアが、注目度が高まっています。そのきっかけとなったのは、やはり2002年のW杯です。そして1日で1万人以上が参加する東京マラソンは、スポーツボランティアの日本を代表するイベントしても成長するかもしれません。2009年は3月22日の開催。はっきり言って、ランナーも観客もボランティアも花粉症の方には厳しい季節です! でも、それぞれの立場で関わると、きっと楽しい発見があるはずです。
東京マラソン以外にも各地のスポーツイベントではたくさんの方がボランティアとして参加してくれることを待っています。機会があったらぜひ参加してみてくださいね! スポーツボランティアの情報はリンク集「教育文化活動に参加したい」にまとめています。
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