英語/英語学習アーカイブ

伸び悩み英語から脱出する方法(2ページ目)

伸び悩んでいる日本人の英語力、どうすれば変わるのでしょうか? 欧米教育界でNo.1の規模を誇る米ワシントンポスト子会社のカプラン日本校にて、代表の石渡誠氏よりお話を伺ってまいりました。

執筆者:川本 佐奈恵

英語は英語で学ぶ

KAPLAN
英語は英語で学びましょう。結局はこれが近道です。
石渡氏ご自身がご自分でやってきた方法で飛躍的に英語力を伸ばしたのが、英語を英語で学ぶという方法でした。「考えてみれば当たり前のことなのです。」と石渡氏は言います。「留学すれば英語だけで生活するじゃないですか。語学学校に入ってもそこでは英語を英語で説明してくれることで授業が進んでいきますよね。」

なるほど! きれいな英語を流暢に使いこなして仕事をする石渡氏も高校生の頃は野球ばかりしていてあまり勉強は好きではなかったんだそうです。特に英語なんて嫌いだったそうですよ。

KAPLAN
5年間日本で英語を教えた後米国留学。キング牧師のスピーチに感化され南部英語の研究のために南アラバマ大学でコミュニケーション学と英語学で学士号を取得している石渡氏。
浪人時代に偶然、故松本亨先生(NHKラジオ英会話を22年間担当、英語学習に関する数々の著書を持つ)の著書を読み、一般的な予備校は選択せず松本亨高等英語専門学校の春期大学受験講習を受講。一念発揮し、同校ナイトスクールを経て昼間部に入学したそうです。

猛勉強をした結果、3年後には21歳で同校専任講師に就任しています。3年間みっちり勉強すれば確実に英語力を伸ばすことができるということを示してくれていますね。英語嫌いだった青年が今は英語を使いこなしビジネスを展開しています。

他人とは違ったやり方で英語にアプローチしようと考えた結果が「英語を英語で学ぶ」という方法だったそうです。まずは自分の知っている単語を英英辞典を引き、単語の意味は英語で説明できるように練習をする。この作業を徹底的にしたといいます。結果的にはこのやり方が実力を伸ばし、今の石渡氏があるのですね。

さて、この他に石渡氏が行ってきた方法がもうひとつあります。何でしょう?。次のページへ
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