FとVの発音のコツ
FとVの発音のコツ
Fの音は、上の歯を下唇のうえにそっと置いてお腹からフーッ!
F・Vの音は、上の歯をそっと下唇の上に置いてスタート |
Vの音は、唇がむずがゆくなればOK
では、口のポジションはFと全く同じで、今度はヴーっと音を出してみてください。声を出しながら息を出すと、上の歯と下唇が振動し、唇がなんだかむずがゆい感じがします。 そう! それが正しいVの音です。こんなに違うぞVとBの音
昔、私自身がやった失敗をご紹介しますね。ある時、アメリカ人と話をしていて、アメリカ北東部のVermont州の話をしようとしたのです。ところが、バーモントと言っても通じないのです。「You know, the States of Vermont. (バーモント州よ!)」と言っても相手はポカンとしているのです。発音はちょっと気をつけるだけで見違えるようにきれいになります。発音矯正をしてコミュニケーション能力を高めましょう。 |
すると、このアメリカ人、"Ohhhh!!!! You wanted to say 'Vvvvvermont.' You said 'Bermont.' That's why I didn't understand." (あぁ!ヴァーモントって言いたかったのか。君、バーモントって言ってたから、わからなかったよ)
「ヴァーモント」と「バーモント」の違い、わかりますか? どうやら、彼らの耳には、「V」と「B」の音は全く違って聞こえるようです。私は日本語発音式の「バーモント」と言っていたのですね。
Vの文字を見たら、上の歯を下唇の上に置く。この口の形、覚えておきましょうね。
ちなみに、Bの音は、唇を一旦閉じて、ブッ、ブッと息を出す破裂音になります。破裂音のBと摩擦音のV、この音の違いをマスターしたら、あなたのコミュニケーション能力も上がること間違いなしです。
【関連記事】
英語の発音練習のやり方―「L・Rの違い」
英語の発音練習のやり方―「S・TH」
英語の発音練習のやり方―「W」の秘密