▼ 英語を話すときは低い声で
英語を話すときは低い声で話してみましょう。音程を低くおさえ、お腹から声を出すようにすると、妙に落ち着きます。特にプレゼンテーションの時など、役に立つのではないでしょうか?
英語を低音で発声することによって、声に張りが出て、より大人の完成された英語、あるいは、ネイティブイングリッシュスピーカーの英語に近くなります。その結果、「伝わりやすくなる」「説得力が増す」などの効果が得られます。
▼ ところ変われば… 英語は低音が好まれる
多くのネイティブスピーカーから『日本人の女性の声は甲高くて聞き取りにくい…』という声を聞いたことがあります。
また、日本に来たばかりのアメリカ人たちに、「日本人のアナウンサーは、どうしてあんなに高い声で話すの?」「日本人は電話を取った瞬間に、どうして声が裏返るの?」と聞かれたことがあります。
そういえば、CNNや他のアメリカのテレビ番組を見ていると、ニュースキャスターや司会者の声がとても低いことに気付きます。
▼ 文化の違いが声の音程まで変える?
一般的に日本人が丁寧に話そうとする時は、声のトーンが少し上がります。これは、一種の礼儀のようなものになっています。低い声で話されると、ふっきらぼうに聞こえたり、不機嫌に聞こえたりしがちですよね。
ところが、これ、英語となると逆なんですね。低い声のほうがいい声とされているのです。
これには、文化の違いもあると思います。
余談ですが、日本語を習いたての外国人を観察をしてみると、妙に甲高い声で話している時があります。
母国語とは別の言語を話すときの緊張からくるものなのか、あるいは、日本語特有のものなのかわかりませんが、上手に日本語を操っている外国の方は、自分の母国語と同じトーンで話しているんですよね。
▼ 英語を話す時はお腹から低音で話してみましょう!
次回から、英語を話すときは低めの声を意識し、自分の声がうわずっていないかどうか、チェックしてみてください。
のどで声を出すのではなく、お腹からということを忘れないでください。
発声の仕方は、「ビジネス英語」ガイドの竹村が詳しく説明しております。こちら『ネイティブ並の英語発音に矯正!』にご注目ください。
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