赤ちゃんがお母さんの口真似をするように…

別の記事でシャドーイングという英語訓練法をご紹介しましたね。今回は、このシャドーイングをさらに発展させた、リプロダクションやリテンションという作業の説明です。

ちょ、ちょっと待って。それ!わからないわ… とお思いの方、ご安心ください。専門用語を使うと、なんだかとても難しく聞こえてしまいますが、要するにリピーティングのことだと思ってください。赤ちゃんがよくお母さんの口真似をするじゃないですか。あの要領でいいんです。この訓練をすると、英語が、よりあなたのものとして定着します。


一旦モデルの音声を止めて繰り返す、リプロダクション

シャドーイングは、モデルの音声のすぐ後ろを追いかけるようにして真似することでしたね。リプロダクションは、一旦、モデルの音声を止めます。そして、聞こえてきた言葉をそっくりそのまま繰り返すのです。センテンスを塊で覚えていないといけないため、シャドーイングよりもちょっぴり難しくなります。


リテンション = 記憶力

リテンション(retention) には、記憶力という意味があります。一文ずつ止めて繰り返す訓練から、徐々に、2センテンス、3センテンス、そして、文章の塊へと移行していきましょう。聞いた情報を覚えているためには、リテンションという能力が必要になってきます。ただ単に記憶するだけでなく、メッセージをできるだけわかりやすくまとめて、繰り返し、吐き出す訓練をすることで、英語力がとてつもなく飛躍します。

本来はモデルの音声を使って聞くのが原則ですが、次の文章をちょっと読んでみてください。読んだら、目を原稿から離して繰り返してみてください。


Don't give up. If you stick with it, your dream will come true! You just need persistent effort. Take it step-by-step and you'll gradually make progress toward that goal.

(あきらめないで!頑張っていれば、夢は必ず実現するのよ。毎日、ほんの少しずつ、粘り強く続けていれば、徐々に目標に到達するわ。)
 


モデルの音声を記憶、同じようにリピート

いかがでしたか?全文問題なく繰り返せたら、かなりの実力の持ち主です。もし、無理だったら、一文ずつでかまいませんよ。CD/MDの音をできるだけ記憶して同じようにおうむ返しするのがコツです。

脳の中に音が残るくらい何度も繰り返し聴くのもポイントです。何回口から出したかによってあなたの英語の進歩に違いが出てくるでしょう。


英語達人への近道!シャドーイング・リピーティング・ディクテーション

シャドーイングに加え、このリピーティング作業も、あなたの学習の中に組み込むと、英語達人への近道となりますよ。結局はどれだけモデル音声を忠実に繰り返すかが、英会話の基本練習となります。

口の筋肉を鍛えるには、シャドーイング、リピーティング。リスニング力を鍛えるには、ディクテーション。これらを上手に組み合わせて英語街道一直線とでもいきましょうか!


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