イギリスの新聞の特徴

イギリスは言わずと知れた階級社会ですが、新聞も高級紙大衆紙とに分かれています。各新聞の特徴と読者層もかなり異なります。ですから、イギリスでは、どの新聞を読んでいるかを聞けば、その人の政治的立場・思想・階級などが分かると言われています。今回は、イギリスの主な新聞と、実際に記事が読める各新聞社のサイトをご紹介します。


海外の新聞を読むメリット

実際の新聞の紹介の前に、その海外の新聞を読むメリットについて考えてみましょう。新聞が発行されている国や地域の詳しい情報が得られることはもちろんですが、日本では大きく報道されないニュースに触れる機会が得られることがあります。また、日本の新聞よりも、新聞によるカラーがはっきりしているのも特徴で、幅広い意見や議論を得やすいというメリットもあります。あ、言うまでもなく、英語の勉強にもとても役に立ちますよ!


イギリスの新聞一覧

高級紙 (Quality paper):
The Times (ザ・タイムズ)
The Guardian(ザ・ガーディアン)
The Independent(ジ・インディペンデント)
The Finalcial Times(ザ・フィナンシャル・タイムズ)
The Daily Telegraph(ザ・デイリー・テレグラフ)

大衆紙(Tabloid):
The Daily Mirror(ザ・デイリー・ミラー)
The Sun(ザ・サン)
The Dailyl Sport(ザ・デイリー・スポーツ)
The People(ザ・ピープル)

sinbun

読んでいる新聞で階級がわかる?!

高級紙は、クオリティー・ペイパー(Quality paper)と呼ばれ、上流階級や知的階層向けの新聞で、権威があります。高級紙は、主として政治経済などの堅い内容を取り扱っており、社説や論評もしっかりとしています。言葉遣いも比較的難しいので、より高度な英語の勉強に向いています。最近では、各新聞の思想の違いは薄くなりつつあるようですが、The TimesThe Daily Telegraphは保守派、The Gurdianは左派、The Independentは、右にも左にも属さない中道派新聞です。

大衆紙は、タブロイド(Tabloid)と呼ばれ、中流階級や労働者階級向けの娯楽性の強い新聞です。有名人のゴシップ記事やスキャンダルを扱っており、口語的な英語やスラングを学ぶには良いかもしれません。

この他にも、中間紙と呼ばれる新聞もあります。真面目な記事と娯楽性のある記事の両方が扱われているものです。

次のページでは、3つの新聞をとりあげ、その思想や特徴を見ていきますね。