英語/英語学習アーカイブ

英国の新聞の「階級」と「特徴」(2ページ目)

イギリスは言わずと知れた階級社会ですが、新聞も高級紙と大衆紙とに分かれています。各新聞の特徴と読者層もかなり異なります。

水野 稚

執筆者:水野 稚

英語学習ガイド

The Times

保守派の高級紙。1785年創刊の世界最古の日刊新聞です。イギリス国内外ニュースを伝えており、世界でも屈指の有名紙です。
The Timesのwebサイト:www.thetimes.co.uk

The Independent

右派でもなく左派でもなく「独立」した考えを持つと言う意味のIndependentを名に持つ新聞。中道派です。東日本大震災の時の、日本語で「がんばれ東北、がんばれ日本」と書かれた一面が話題になりました。インテリ層が読む新聞というイメージです。
The Independentのサイト:www.independent.co.uk

The Guardian

左派の高級紙。Guardianとは、守護者、監視者、保管所などの意味のある単語からも思想がわかります。
The Guardianのサイト:www.theguardian.com/uk

保守派、中道派、左派の代表格3つです。1つの出来事や事件に対して、この3つがどのような記事を書いているかを読み比べてみると、日本の新聞以上に主張が異なるのを感じられて面白いですよ。


まとめ

その国の特徴が如実に表れる新聞。特にイギリスは、階級社会と密接に関連しているメディアであるため、特徴がそれだけ強いと言えるかもしれません。海外の英字新聞はむずかしい感じがして手が出せないという方も、上記で紹介した各新聞社のウェブサイトを利用すれば、もっと身近に感じられると思います。ぜひ一度、「イギリスの新聞の世界」をのぞいてみてくださいね!
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