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サロンメニュー、内容・効果別に表にしましたvol.1 注目のボディメニュー総ざらいっ

サロンのサイトやフリーペーパーに載っている広告を見て「単語が分からない、内容が想像できない……」って思った経験はありませんか?今回はイマドキのサロンでよく見かけるボディメニューを一覧で説明します。

惣流 マリコ

執筆者:惣流 マリコ

エステ・美容医療ガイド

スパ好き→スパマニアを経て、もはや中毒となってしまった(!)エステ・スパガイドの惣流です。毎日暇を見つけては、インターネット、雑誌、フリーペーパーのエステ情報をくまなくチェック。気になるサロンやメニューを見つけたら、間髪おかずに予約を入れるようにしています。
それにしても最近、見慣れない聞きなれないメニューが増えたと思いませんか?これがサロンの造語なのか、それとも海外から新しく入ってきたセラピーなのか。どんな効果があるものなのかなど見つけるたびに疑問や興味はつきません。
というわけで今回は雑誌やフリーペーパー、ホームページで最近よく見かけるボディ系メニューを表にまとめました。
「このメニューなんだっけ?」と思った時に、是非チェックしてみてくださいね。

CONTENTS
■リラックス系メニュー
・リラックス系ハンドトリートメント
・リラックス系マシントリートメント
■痩身系メニュー
・ハンド中心で行う痩身系トリートメント
・マシン中心の痩身系トリートメント
・その他、成分中心で行う痩身系トリートメント

まずは身も心も安らぐリラックス系メニュー一覧

体を緩ませ、リラックスするためのメニューいろいろ。セラピストの手を使うもの、マシンを使うものと2つに大別しました。

リラックス系ハンドトリートメント

サロンでよく使用されるメニュー名

内容

ガイドのこだわり体験コメント

スウェディッシュ マッサージ スウェーデン発、少量のオイルを用いて行うのマッサージ。揉む、擦る、叩くなど手技を組み合わせ、全身をリラックスさせつつ、ストレスや緊張による筋肉の痛みを解消させていく。 比較的強めの力でほぐしてくれるので、日本人好みともいえる。最近は香りのあるオイルを使用するサロンが増えているよう。
アロマテラピー マッサージ その日のクライアントの好みや体調に合わせ調合したエッセンシャル・オイル、または予めブレンドされたものを使って行うオイルマッサージ。使用する香り別に精神面、肉体面に働きかける効果が違うとされている。 『英国式』と書いてあると、ソフトタッチのマッサージである場合が多い。強めのマッサージを好む人は予約時に確認をすると良い。
タイ古式マッサージ 指圧とストレッチを組み合わせたタイの伝統的なマッサージ。別名「ふたりでするヨガ」。オイルは使わず着衣のまま、床に敷いたマットレスの上で行われる。 深いリラックスを誘うゆっくりとした動作が特徴的。よって90分以上のコースがおすすめ。
ハーブボール マッサージ 数種類以上のハーブを布に丸く包みこみ、蒸して熱くなったものをを体に押しあてたり、軽く叩くマッサージしていく。ハーブの有効成分が精神面、肉体面に働きかけると言われている。 ガイド的には単体では満足度が低く感じる施術。サロンでもオイルマッサージと組み合わせているところが多い。
バリニーズ マッサージ バリ島の伝統的なオイルマッサージ。指や手のひら全体を使い、円を描くような動きと長くゆったりとしたストロークで全身をほぐす手技が特徴。 大抵“アジアンスパ”と呼ばれるサロンで受けられる。 動きが単純なので、どこで受けても比較的ハズレなし。最近これで痩身効果を謳うサロンも出てきたが、それについてはガイド自身はかなり疑問。
アヴィヤンガ インド5000年の伝承医療・アーユルヴェーダの伝統的なマッサージ。暖かいハーブオイルを使用すること、優しくリズミカルなタッチであることが特徴。体の免疫機構を強化し、毒素を排出させる効果があるといわれている。 痩身系マッサージの“インドエステ”と混同されがちだが、まったく違うので注意。
ストーンセラピー(ホットストーンマッサージ) 表面の滑らかな石を50~60度程度に温め、オイルを塗った体の上を滑らしていく、ゆったりとした石のマッサージ。またエネルギーのポイントとされるところに石を置くことで、全身の緊張を和らげる効果も。 冷やした石を一緒に使うサロンもある。 最近流行の施術なので、サロンによって当たりハズレが大きい。ほんの最初だけ石で体をこすって、あとは普通のハンドマッサージなんて“ストーン”とは名ばかりサロンも。
ロミロミ ハワイ伝統のマッサージ。かつては王族しか受けることのできなかったそう。下腕と肘を使い、ゆったりと全身をほぐしていく動きが特徴的。 シンプルな動きで深いリラックスを誘う。アロマと比べて都内サロンの価格設定が微妙に高めと感じるのは気のせいか。
リラックス系マシントリートメント

サロンでよく使用されるメニュー名

内容

ガイドのこだわり体験コメント

酸素カプセル(高気圧エアー・カプセル、O2カプセル) 人ひとり入れる大きさのカプセルの中に入り、水深2~3メートルの水中と同程度に内部の気圧を高めることで、通常行っている呼吸よりも多くの酸素を身体に供給させる。それにより細胞の活性化を促す、脂肪をより燃焼させやすくするなどの効果があるとされている。 気圧が高くなるため、耳に違和感を覚える場合も。耳抜きをすれば問題なし。マシンの音が多少うるさいが、着衣状態で受けられる気軽なリラックスメニュー。疲労時には確かにすっきり感が手に入る。
ゲルマ温浴 有機ゲルマニウムを溶かした42~43度の温水に手と足を20~25分間入れる部分温泉。体内の細胞が活性化し、老廃物を輩出させる効果があると されている。 価格、手順ともに手ごろで人気。一人用タイプと、複数人で並んで入れるタイプがある。
スマーティ 寝たまま入る半円系の一人用ドームサウナ。普通に汗をかいても出ない、体深部の有害物質を含んだ汗を出す効果があると言われている。 最近はゲルマ温浴と組み合わせで使うサロンが増えているよう。確かに併用した方が汗は出ました。
ヨモギ蒸し 美容大国、韓国発信。裸の状態で首だけ出る長いケープをかぶり、底に穴のあいた椅子に座る。椅子の下からヨモギや漢方薬を入れた鍋を煮立たせ、上がってきた蒸気で全身を温める健康美容法。婦人系に効果があるとされている。 蒸気でなく煙(燻蒸)を使用するサロンもある。冷えの緩和にも効果あり。
汗蒸膜(はんじゅんまく) 美容大国、韓国発信。ドーム型の遠赤外線サウナ。ドーム内では、麻の布をすっぽりかぶることによって、通常のサウナより早く汗を出せるため、体内の老廃物や毒素がすみやかに排出される。 韓国エステの醍醐味といえばこれ。アカスリの前後に入ると効果も気分も高まる。
岩盤浴 マイナスイオンや遠赤外線を放射する石の上に横たわる温熱トリートメント。石の温度や室温が40~43度と低めなので、比較的息苦しさなどを感じずに、汗を出すことができる。 タオルを敷けども、やはり石は硬く、けして寝心地が良いといえない。低温、高湿度の空間で気持ちよく汗がかける。
ハーブテント 人ひとり入れるサイズの布製のテントの中で椅子に座り、下に用意された鍋から出るハーブの蒸気で全身を温める。 ヨモギ蒸しのタイハーブ版。きちんと蒸してくれるサロンと形ばかりで蒸されないサロンがある。蒸気の強さは自分の好みをリクエストしよう。


リラックスするためだけでも、今日本ではこんなに選択肢があるんですね。 次ページでは痩身系メニューをざっとご紹介します
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