文章 : 大崎 百紀(All About「エステ・スパ」旧ガイド)

ネイチャーズ上級者のためのフロア、「ネイチャーズ・ネクスト」


今までのポップなイメージは上品さを加え引き継いでいる。
銀座にあるNATURE’S DAYSPA(ネイチャーズデイスパ)。皆さんご存知ですよね。
ホットストーントリートメントをいち早く日本に取り入れたことで一躍有名になったデイスパです。手頃な価格と豊富なメニューで、リピーター率の高い、信頼できるデイスパ。私のお気に入りでもあります。

ただ、このデイスパ。狭くて完全個室ではないのがちょっと残念。シャワーがないので、発汗のコースを受けても蒸しタオルでふき取ってもらうだけなので、ちょっとそれが気になっていた…ら、なんと、シャワーブースが各個室に完備された完全個室のデイスパが、同じビルの6階フロアに出来ていました。2階にあるデイスパはそのまま従来通りの営業。フロア拡大で、ネイチャーズがまた一つ大きくなりました!


足元の照明にもセンスが光る。
エレベータで5階まで上がりあとは、階段で、ようやくたどり着いた6階のドアを開けると、眩しいくらい明るい空間が広がります。

真っ白で、まっさらな空間。
入ってすぐ隣にフロントがあり、細長いスペースには、カウンセリング用のソファの前に個室が2つ、奥にパウダースペースが2つあるだけ。とてもコンパクトな造りです。

2階がカラフルポップなイメージだとすれば、6階はシンプルシック。でもドアにシャボン玉スキップ調のネイチャーズ色は健在です。白でインテリアを統一すると、こんなに明るくなるのか、を実感します。


お化粧直しスペースは、2人用。鏡越しに目が合うこともない。
パウダースペースなど、ところどころにタイルでキュートな小物使いが光り、上品で優雅なのに、ちょっとかわいらしさがあります。そこがネイチャーズの狙いどころなのかしら。

ただ上品で広すぎ空間にいると逆に疲れてしまう私にとっては、これぐらいの広さに、愛情のつまったインテリアに囲まれる方が、断然リラックスできるんです。


この6階の「ネクスト」は、ゆっくり一人の人に時間をかけてもてなすことがコンセプトなため、人とすれ違うことがないように、ゆとりを持って予約を組んでいます。
完璧なプライベート空間&時間がここで、過ごせます。

そして、ここには一人のお客に「トータルスパケアマネージャー」がついて、まるでホテルのコンセルジュが質の高いサービスを一人のお客に提供するように、最初から最後まで接客をします。今日のクライアントには「どんなトリートメントがいいか」だけでなく、クライアントのその日の心の状態をも読んで(心の動きを汲み取っている)、一番クライアントが満足するような「時間」をプロデュースしてくれます。

今日の私にとても優しさと愛を振りまいてくれた、トータルスパケアマネージャーの勝又由美子さん、とても素敵な女性でした。

勝又さんの、優しい瞳、口調に心が落ち着いてきます。
「本日はどうされますか」
「ただ、疲れていて…。カラダを休めたくて…」
メニュー表の中から、これは…と説明をするのではなく、あくまでも勝又さんは、私の表情を見て、話しをしながら、どんなメニューが今日の私に(私の体が求めているものに)合うのかを、一緒になって考えてくれます。勿論簡単なカウンセリングシートを基にしていますがそれ以上に、私の表情や呼吸の仕方、話し方などを見ています。

ポールシェリーの製品を使った「In-Slimmer(インスリマー)」というメニューにも惹かれましたが、せっかくこんなに素敵な空間に(今日は運良く隣の個室にお客様もいらっしゃらなかったので、完全貸切状態)一人きりだから、「リラックスしたぁーいっ!」と思い、悩んでいると、「本日の大崎さまには『Total Body Wellness(トータルボディーウエルネス)』というメニューがよろしいかと思いますが」と、提案してくれた勝又さん。「In-Slimmerのコースは体質改善目的のコースで、ヒートマットに包まれて発汗を促したり、動きが多いコースなので、リラックスというよりは、ハードなコースなのです」と。


「でも、これ(トータルボディーウェルネス)って、全身オイルマッサージとフェイシャルのコースって書いてありますよね。私フェイシャルだと仰向けの時間が長くなり、辛いんですけど」と言うと、ではボディだけに、ということで120分のマッサージ、全部をボディにしてもらうことにしました。こういう要望を全部聞いて貰えるっていうのがすごいでしょう。
よほどのことがない限り、お客さんの要望に対応してくれるみたいです。

例えば——これから、自分の好きなCDを持っていき「これを聞きながらマッサージ受けたいんです」と言っても対応は可能らしいし、自分の好きな香りに包まれても…。
まさに、私だけの空間がそこで生まれるというわけ。


さて、トリートメントの中身は。