さつまいもの栄養価
さつまいもと聞いて、皆さんが思い浮かべる栄養素は何でしょうか。多くの人は食物繊維のイメージがあるのではないかと思います。実は、さつまいもにはそれ以外にも体にうれしい栄養素がたくさん含まれているのです。まずは、さつまいもの栄養価を見てみましょう。皮付きと皮なしの2種類の栄養価をまとめました。この2つを比較すると、さつまいもに多いといわれている食物繊維の含有量は皮付きの方が高くなっています。栄養価は皮の部分が高いといわれますが、ビタミンCやカリウムなど、皮なしの方が多い栄養素もあるので一概にはいえません。続いて、各栄養素の持つ効果についてご紹介します。
- 食物繊維
- ビタミンC
- カリウム
さつまいもはダイエットにも最適!
さつまいもは食物繊維やビタミン、ミネラルなど、体内で不足しやすい栄養素を含んでいるので、健康的な食生活をサポートしてくれる食材といえます。また、さつまいもは水分が少ないという性質から100gあたりのエネルギー量が高いのですが、脂質は少ないので、その点は安心できるポイントといえるでしょう。
ダイエット中に甘いものが食べたくなったとき、砂糖をたっぷり使ったお菓子を食べることには抵抗があると思いますが、さつまいもなら安心感があります。特に、じっくりと加熱して甘みを引き出す「焼き芋」はスイーツのようなおいしさです。さつまいもにはでんぷんを麦芽糖に分解する酵素(β-アミラーゼ)が含まれており、加熱することで甘味が増えるのです。
さつまいものおいしい食べ方
さつまいもは多用な使い方ができます。ぜひ色々な食べ方を試してみてくださいね。
- 煮物
- サラダ
- 焼き芋
また、さつまいもを保存するときは、新聞紙に包んで室温に置くようにしましょう。さつまいもは低温に弱い食品です。使いかけのものはラップで包んで野菜室へ。切って使うときは水にさらしてアクを抜いてから使うと切り口が綺麗に仕上がります。
さつまいもは秋の代表的な味覚です。おいしさを感じながら、健康管理やダイエットに役立てていきましょう。