シーズンごとに改良が進んだ新製品が登場し、アイテムが溢れているといっても過言ではないのがマスカラ市場。最近では仕上がりにこだわった、個性的な商品も人気を集めています。
“なりたいまつげ”を手に入れるには、各タイプの特徴と使用法をしっかり理解して、使い分けることが不可欠。そこで、タイプ別に使いこなしのコツをまとめてみました。
■タイプ別マスカラ使いこなしのコツ
・華やかに濃く見せたいときにはボリュームタイプ
→比較的にじみやすいものが多いので、そんな場合はトップコートを重ねたり、上から落ちにくいタイプを重ねたりして対処を。目の細かいコームでとかすとボリュームが落ちてしまうので注意!
・繊細に長さを出したいときにはロングタイプ
→塗るときにまつげ本来の毛流れを崩してしまうと不自然に見えるので、流れに逆らわないように気をつける。
・大胆に長さを出したいときには繊維入りタイプ
→コーミングしすぎると繊維が取れてしまうので注意。根元からスッと塗ったら、あとは毛先を重点的に重ねるようにすると効果的。
・パッチリ目を演出したいときにはカールタイプ
→マスカラを塗り終えた後に、再度ビューラーをかけるとカールが持続。コーミングでカールをといてしまわないよう手早く。
・絶対ににじませたくない時にはウォータープルーフタイプ
→失敗すると修正が難しいのがこのタイプ。まぶたについてしまった場合は、液が乾いてからリムーバーを含ませた綿棒で拭き取ると良い。
ちなみに……、
下のバックナンバーではガイドが実際に商品を使用してみての感想を紹介しています。
↓ぜひ参考にしてみてください!
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・バサバサ? ナチュラル? メイクの主役はまつげ! 主役級マスカラはコレだ!
■ビューラーやコームも厳選して!
実はマスカラの仕上がりを大きく左右するのがビューラーやコームといった周辺ツール。こだわって選びましょう。
A. ビューラー
ビューラーはまぶたの丸みにあわせて選ぶのが基本。一本で目頭から目尻までの毛をカールさせることができれば理想ですが、難しい場合は部分用の小さなビューラーを併用すればOK。
各種あるホットビューラーも活用度大。はさむタイプの方がカール力は強いですが、スティックタイプはマスカラを塗った後から使用するのにも便利です。
B. コーム
スクリューブラシを使用したり、まつげ用の小さなコームを使ったり……基本的には使いやすいものを選べばよいと思いますが、個人的にはスクリューブラシの方が簡単にまつげをとかせる気がします。
まつげの一本一本を根元からしっかりとかせるのは、ツイザーマン社の金属製コーム(写真左)。先がとがっているので束になった毛もしっかり解くことができます。
簡単なコツさえ覚えれば効果絶大、なおかつ魅力的な新製品が続々登場するマスカラははまればはまるほど楽しいアイテム。今回まとめた基本を参考に、あなただけの“マスカラ道”を極めてください!
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