まつげエクステ・まつげエクステンション/まつげエクステの基本

マツエクの付け方・種類・外し方

マツエク・まつ毛エクステ・まつげエクステンションとは?マツエクの付け方や外し方(オフの仕方)、仕組みや種類をご紹介。「セルフでもできるの?」「自然に見せるやり方は?」など、マツエクに関する素朴な疑問や注意点、基礎知識について解説します。

執筆者:吉田 圭子

マツエク・まつ毛エクステとは何か?

まつ毛エクステ・マツエクの種類、付け方、外し方

まつ毛エクステを横から見た装着イメージ

まつげエクステ(まつげエクステンション)とは自分のまつげに1本ずつ人工のまつげを専用グルー(接着剤)で装着していく技術のことで、つけまつげとは異なります。

1度装着すると2~3週間はキレイな状態が保たれます。もちろん、顔を洗っても大丈夫で、少しひっぱった位では、はずれません。

つけまつげは、まぶたにグルー(接着剤)で付けていきますが、まつげエクステはまつげそのものに付ける為まぶたには触れませんので、皮膚が弱い人でも装着可能です。

<目次>  

まつ毛エクステ・マツエクの素材や種類

まつげエクステには、「シルク・ミンク・セーブル」などの種類がありますが、これは「シルク調・ミンク調・セーブル調」という意味の人工毛であって、実際に本物の動物の毛を使っているわけではありません。
まつ毛エクステ・マツエクの種類、付け方、外し方

まつ毛エクステ

まつげエクステは、作る時の加工方法の違いで、人工毛の柔らかさ・カールの長持ちさ・ハリ・つやが変わってきます。

また、最近では人毛のまつげエクステも発売されています。
 

まつ毛エクステ・マツエクの付け方の基本

まつげエクステは、自まつげそのものに装着していくので、まぶたなどの皮膚に接着剤がつくことはありません。自まつげの根元から、0.5mmから1mmほど離して装着していきます。

これは、まつげエクステがまぶたに当たる危険を避けるための大事なポイントです。
まつげエクステ装着の方法・イラスト

まつげエクステ装着のやり方・イラスト

 
イラスト・横から見たまつげエクステの装着方法

イラスト・横から見たまつげエクステの装着方法


まつげの状態にあわせて上から横から下からまつげに沿わせるようにグルー(接着剤)で固定していくのです。 これは、上から装着した時の横からのイメージです。横から見るとなぜ根元を少し離すのかよくわかると思います。

まつげエクステがチクチクする場合は、この離す距離が短かったり、根元がしっかりまつげに沿っていおらず浮いてしまっているのが原因です。

グルー(接着剤)は乾いていく途中で少し縮むので、まつげエクステを装着した直後は違和感がなくても、時間がたってからチクチクと違和感を感じるようになる場合は、このグルー(接着剤)の縮むことを計算にいれないで装着したことが原因のひとつといえます。
 

まつ毛エクステ・マツエクを装着するタイミング

まつげは、「成長期・退行期・休止期・脱毛」という、毛周期繰り返しています。
たくさんの種類のまつげエクステがありますが、基本的な装着方法は同じで、まつげの本数を減らさないためにも、まつげエクステは毛周期にあわせて装着していくのがポイントになります。
毛周期は重要!

毛周期は重要!

まつげエクステは、自まつげの成長にあわせて健康なまつげを選んで装着していく事がオススメで、成長期中期から後期のまつげにエクステを装着するのが、一番長持ちして自まつげにダメージを与えにくいと言えます。

まつげエクステを装着する際、生えたての成長初期の自まつげを巻き込まないようにすれば、まつげが抜けたり本数が減るといった、トラブルを避けることができます。
 

まつ毛エクステ・マツエクをキレイに保てる期間

まつげエクステのキレイに保てる期間はまつげの成長にあわせて2~3週間といわれます。まつげ1本1本に装着しているので、まつげが伸びるとまつげエクステも一緒に上に上がってきます。そして全部いっぺんに取れてしまうことはなく少しずつ取れてしまったり方向が変わってきてしまうのです。全部キレイに取れてなくなるのは1ヶ月から2ヶ月ぐらいでしょう。
 

まつ毛エクステ・マツエクを装着前のプレケアとは?

まつ毛エクステ・マツエクの種類、付け方、外し方

まつ毛のプレケアの方法

まつげは元々目の中にゴミが入って眼球を傷つけないように守る働きや風が直接当たって乾燥するのを防ぐ働きがあります。毛穴からは皮脂が分泌されまつげをコーティングしています。

お化粧をしていなくてもまつげについたほこり、皮脂をしっかり拭き取ることでまつげエクステの持ちが変わります。

精製水では残念ながらまつげの皮脂は取れません。エタノールやアルコールを使用している場合も多いようですが、まつげが痛んでいる場合はまつげが切れてしまう原因や脱色にもつながるので注意が必要です。キューティクルの流れに沿って、1本1本プレケアをしましょう。

まつげエクステをつけに行くときはお化粧しないで行く方がオススメですが、お化粧をしている場合は、まつげについたお化粧品を特に念入りに取り除くこと。また、綿棒よりも専用のマイクロスティックやマイクロブラシを使用するほうが、汚れを絡め取ってくれます。こんなちょっとしたプレケアが実はきれいなまつげエクステを長持ちさせる重要なポイントなのです。
 

セルフはNG?まつ毛エクステ・マツエクの外し方

まつげエクステは専用のリムーバーで1本ずつはずしていきます。自分で無理矢理取ろうとして、まつげが抜けた・切れた・なくなったという話をよく聞きますが、自分ではずすのはNG。

まつげエクステをとりたい場合は装着したサロンで取ってもらうことのがベスト。まつげエクステ専用リムーバーはネイルでいうところの除光液のようなもので、使用するとまつげはダメージを受けます。長持ちするグルーはまつげが痛むと思って避けている人も多いですが、グルーよりリムーバーのほうがまつげへの負担は大きいのです。

リムーバーが他のまつげにつかないように1本1本外していくのは大変な手間がかかります。毎回、まつげエクステを全部はずしてから付け直すのは、まつげのダメージが大きいので、2~3週間ごとにリペア・メンテナンスをすることをオススメします。

まつげサロンによってまつげエクステの種類やグルー(接着剤)・装着の方法などが変わりますので、事前にしっかりとしたカウンセリングや丁寧な説明をしてくれるところを選びましょう。

写真提供:株式会社ビュプロ

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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