ここ10年で急激に日本での愛用者を増やし、今では欠かせないメイクアイテムとなったのがマスカラ。比較的簡単に使いこなせるのに、目元に強いインパクトを与える効果の高いアイテムです。
とはいえ、無自覚に「ただ塗っただけ」ではその効果も半減。マスカラの効果を最大限に引き出すには、簡単なコツと自分のまつげにあった商品選びを身につけることが必要なのです。そこで今回はマスカラを生かす、基本の使い方と選び方をまとめてみました。
■まずは基本のマスカラプロセスを確認
A. ビューラーでまつげをカール
【1】あごを上げ、目線は下に向けた状態で、ビューラーでまつげの根元をはさむ。
【2】あごを下げると同時に、手首を上向きに返すようにしてカールをつける。
【3】はさんだまつげを一旦離し、毛先に向けてビューラーを移動。【1】【2】の手順を繰り返す。まつげの根元から毛先までを3回程度に分けてカールさせていく。
【4】カールがついたら、指先でまつげの毛先を左右にサッと振って、固まった毛先をばらけさせておく。
B. マスカラをまつげにオン
【1】ボトルの中でブラシを2~3回上下に動かし、ブラシにマスカラ液をたっぷり絡ませたら、ボトルの口やティッシュでブラシについた余分な液を取り除いておく。(特に新しい商品を初めて使う場合は念入りに)
【2】あごは少しあげ気味、目線は下げた状態で、眉山の下あたりを片方の指でひきあげてブラシをまつげにあてる。
【3】まずは中央のまつげの根元に上側からブラシをあて、左右に振り動かすようにしながら毛先に向かって塗っていく。このとき、毛の生えている向きに沿って外側に毛を伸ばすように……。目頭、目尻寄りの毛も同様に、毛先に逆らわず塗る。
【4】次に毛の下側からカールを持ち上げるように塗る。
【5】ブラシを縦に持って、目尻側の数本の毛を外側に引き上げるように塗る。このひと手間でマスカラ効果がグッとアップ!
【6】下まつげは同様縦に持ったブラシを左右に動かしながら塗る。
【7】マスカラ液が乾ききる前にしっかりコーミング。理想のボリューム、長さになるまで「塗る→コーミング」を繰り返す。
……と、基本のプロセスはこんな感じ。コツさえ覚えれば特に難しいことはありません。ぜひ今日から試してみてください。この基本プロセスをマスターしたら、あとは自分のまつげに合わせてアイテムやツールを選んで、“なりたいまつげ”を目指すのみ!
次ページではまつげの欠点をカバーして理想のまつげを作るマスカラ&周辺ツールの選び方と使いこなしのコツをご紹介します。
【関連記事】
「All About メイクアップレッスン」
「こだわりブラシでまつげ美人」
「春の“ナミダ目”対応マスカラ」
「ぬるま湯で落とせる新マスカラ」
「“崩れないメイク”はこうつくる」
■もっと知りたい! 関連リンク集
ビューラーいらずのまつげパーマにチャレンジしたい!
→「アートメイク&まつげパーマ」へ
もっとマスカラのコツを知りたい!
→「正解マスカラの使い方」へ