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【お正月クイズ】正月飾りはいつからいつまで飾る?

毎年やってくるお正月には、伝統的な習慣・いわれが数多く残っています。皆さんの中にも、意味をよく知らずに行っていることがあるという人も多いのでは?今回は、お正月の基礎知識を試すクイズを出題!この機会にお正月の理解を深めてみてください。

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

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毎年やってくるお正月には、伝統的な習慣・いわれが数多く残っています。皆さんの中にも、意味をよく知らずに行っていることがあるという人も多いのでは?

今回は、お正月の基礎知識を試すクイズを出題! この機会にお正月の理解を深めてみてください。

問題:正月飾り

正月飾りはいつからいつまで飾る?

正月飾りにまつわるクイズを出題!

問題:正月飾りはいつからいつまで飾る?

【こたえ】は下にスクロール





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【こたえ:年末から松の内の最終日(1月7日)まで】
 

解説:お正月は「年神様」をお迎えする行事

そもそもお正月の行事には、新年の神様である「年神様」をお迎えする意味があります。正月飾りは、大掃除をして場を清め、年神様をお呼びするのにふさわしい場であることを示す結界として「しめ飾り」を飾り、年神様が迷わずやってくる目印・案内役として「門松」を立て、宿る場として「鏡餅」を供えます。

 

ですから、年末に正月飾りを飾ってお迎えする準備をととのえ、年神様の滞在期間である松の内(1月1日~7日。地域によっては15日まで)の最終日に外します。ちなみに、年神様の滞在期間=案内役の門松を立てておく期間なので、「松の内」といいます。なお、鏡餅は7日ではなく、鏡開きの日に下ろすのがしきたりです。
 

大掃除せずに飾るのはNG

正月飾りは、正月事始めの日である12月13日から飾れますが、大掃除せずに飾るのはNG。大掃除には、汚れと一緒にその年の災厄を払ってケジメをつけ、年神様を迎える神聖な場にするという意味があるからです。

今はクリスマスが終わってから正月準備をすることが多いので、12月28日までを目安に、遅くとも30日には飾るようにします。

昔から、29日は二重苦・苦松(苦待つ)・苦餅(苦持ち)、31日は葬儀と同じ一夜飾りに通じて縁起が悪いとされているからです。なお、29日を「ふく」と読み、福餅、福を呼ぶと歓迎するところもあります。
 

 

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