テレワークで必要なスペースの条件
新型コロナウイルスの影響で、ビジネスパーソンの働き方が大きく変わりました。会社に出社せず、在宅にて業務を行うテレワークが主流になった人も多いのではないでしょうか。出社できる状況になっても、テレワークスタイルの業務を続ける企業も増えています。テレワークで必要なのは、業務に集中できる環境です。自宅にワーキングスペースが用意できればいいのですが、外出先でテレワークを行う場合には、快適に業務ができるスペースの確保が重要となります。特にオンライン会議は、騒音のない静かな環境で行いたいものです。
テレワークを手軽にできる場所として、ブーススタイルのスペースを時間制で借りる方法があります。普段はカフェでテレワークをしていても、オンライン会議の場合は、このようなブース型のスペースを借りるといいでしょう。
「STATION WORK(ステーションワーク)」はJR駅内で簡単に利用できる
駅ナカシェアオフィス「STATION WORK(ステーションワーク)」は、JR東日本の各駅に設置されているテレワークスペースです。「STATION WORK」は、ブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」とコワーキング型「STATION DESK」があり、2020年度には100カ所に展開。2023年度には1000カ所まで拡大する予定です(JR東日本が2021年2月に発表したプレスリリースより)。
JR東日本のプレスリリースより
「STATION WORK」を使ってみた
今回は、ブーススタイルの「STATION BOOTH」を利用してみました。STATION BOOTHは個室ブース型のシェアオフィスで、デスク、Wi-Fi、電源、空調設備が用意されており、静かな空間を提供しています。・予約方法や利用料金
まずオンラインで予約をします。会員登録後、利用したい地域を検索し、空いている「STATION BOOTH」を予約。利用料金は15分275円(税込)となっており、15分単位で予約が可能です。
・QRコードの読み込みかSuicaのタッチで利用を開始できる
利用開始するには、ブースの入り口にある操作パネルでQRコードを読み込ませるか、あらかじめ登録しておいたSuicaをタッチします。扉が開錠されて、ブースが利用可能になります。
・ブース内の様子
画像は、ブースの一例です。このブースにはモニターが用意されており、HDMIケーブルに接続してパソコンの画面を出力することができました。終了時間近くになると、ブース内にアナウンスが流れます。 実際に利用してみると、ブース内は広くはないものの、1人で作業するには十分なスペースになっています。駅構内にありますが、ブース内は静穏性が保たれています。
筆者は、夏場と冬場の両方で利用していますが、空調の効きも良く快適に作業ができています。また、オンラインですぐに予約できるのが便利です。急なオンライン会議で場所を探す必要がある、というような用途にもおすすめです。
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