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体脂肪の分解物、ケトン体を測ってみる

急ぎのダイエットを行う際には、体調管理の意味も含めて、脂肪の分解物であるケトン体を測定してみましょう。

和田 清香

執筆者:和田 清香

ダイエット・ボディケアガイド

体重測定
あなたの脂肪は分解している?
頑張ってダイエットしているけどいるけど、脂肪が本当に燃焼しているのかいまいちピンとこない…。

そんな方へ脂肪が燃焼しているかを分かりやすく知る方法の一つについてご紹介します。

それは、ケトン体という物質が尿中にどれくらい存在するかを測るという方法です。

ケトン体が尿中に多くなるということは

私たちの体は活動のための主なエネルギー源として炭水化物(糖質)と脂質(脂肪)を利用しています。

ダイエットなどの特別な活動をしていなければ、通常はこの炭水化物と脂質という二つの栄養素を同時にエネルギー源として利用しているのです。

ところが、激しい運動を繰り返して備蓄していた炭水化物が減ったり、炭水化物の摂取量を減らすダイエット法を行ったり、絶食をした場合などは、炭水化物が足りなくなり脂肪がエネルギー源の中心となります。

その際、脂肪を燃焼させるにあたり出る残りカスがケトン体というものです。つまりケトン体が尿中に多くなったということは、おもなエネルギー源が炭水化物から脂肪に切り替わったことの目安になります。

ケトン体が増えることは必ずしも喜ばしいことではない

しかし、尿中にケトン体が増えたからと言って単純に喜んではいけないことは理解しておいてください。

それは、主なエネルギー源が脂肪に変わった原因がダイエットの成功ではい場合もあるからです。例えば糖尿病などが発病すれば、糖(炭水化物)の利用ができにくくなり、結果的に脂肪が主なエネルギー源となるため同じような現象が起こります。


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