フリーWi-Fi(ワイファイ)とは

フリーWi-Fiとは、公共機関や空港、駅、コンビニといった誰でも利用できる場所に設置されている無線接続サービスです。公衆無線LANや、公衆Wi-Fiとも呼ばれることもあります。

本記事では、「どのようにしてフリーWi-Fiを探すのか?」から、利用上の注意点までを解説します。
  

フリーWi-Fiは、屋外で利用できる無料のWi-Fi
 

フリーWi-Fiの種類

フリーWi-Fiを使えばスマートフォンの通信可能容量(いわゆる「ギガ」)が減らないので、できれば利用したいですよね。屋外で利用できるWi-Fiには、駅構内、空港といった公共的なもののほかに、以下のような携帯キャリアが提供しているものもあります。ただし、条件が少々あります。

d Wi-Fi:dポイントクラブ会員なら、誰でも無料で利用できるフリーWi-Fi
au Wi-Fi:auユーザーなら無料で利用できるフリーWi-Fi
ソフトバンク Wi-Fi:ソフトバンクユーザで特定のオプションに加入していれば申し込みが不要で利用できるフリーWi-Fi。利用できるスポットには、犬のマークが表示されている
 

フリーWi-Fiを探す方法

外出先でフリーWi-Fiを利用したいと思っても、どこにあるのかなかなか見つからないと思います。そんなとき、便利なのがフリーWi-Fiを探すアプリです。

代表的なアプリは、「タウンWi-Fi」と「JapanWi-Fi」です。自分のスマホにこの2つのアプリを入れておけば、事実上困ることはないでしょう。

・タウンWi-Fi
  

                    タウンWi-Fi

コンビニやカフェでフリーWi-Fiを利用するときは、その都度事前登録をする必要があります。一度登録してしまえばその後は自動接続で使えるようにはなりますが、やや面倒。タウンWi-Fiアプリなら、手続き不要で利用できます。タウンWi-Fiは、アプリの初期登録の際に入力した内容を使ってメールアドレスを自動発行し、それぞれのWi-Fiスポットへの登録を代理で行ってくれます。

・JapanWi-Fi
 
  

  

こちらも、アプリの利用登録のみで多数のフリーWi-Fiに事前登録することができます。FacebookやTwitter、LINEなどのSNSアカウントによる登録も可能です。また、事前に情報マップをダウンロードしておけば、ネットワーク環境がなくてもWi-Fiスポットを見つけることができるオフラインマップ機能もあります。
 

フリーWi-Fiで注意したいこと

便利でお得なフリーWi-Fiですが、やみくもに利用すると以下のような危険性があります。
 

出所の分からないフリーWi-Fiには接続しないこと

・盗聴
暗号化されていないフリーWi-Fiは、接続した利用者が閲覧しているWebサイトの情報や送受信したメールの内容などを、特定のツールを使って第三者がのぞき見することが可能です。

そのため、フィッシング詐欺を行うメールを送りつけられたり、ウイルスに感染させるためのサイトに誘導するメールを送りつけられたりする可能性があります。また、パスワードが必要なWebサイトにアクセスすると、そのパスワードを盗まれることもあります。

・野良Wi-Fi
電波が暗号化されておらす、誰でも利用できてしまうようなWi-Fiスポットを「野良Wi-Fi」といいます。設定を間違って野良Wi-Fiになってしまうことも稀にありえますが、ほとんどは悪意を持って開設しているスポットと思って間違いないでしょう。

野良Wi-Fiに接続すると、通信内容を盗聴されたり、ウイルスを送り込まれたりする可能性があります。どこの誰が提供しているのか不明なフリーWi-Fiには接続しないようにすることが大切です。特に、スマホのWi-Fiへの自動接続をオンにしている人は、自動的につながってしまいますので、とても危険です。

・なりすましフリーWi-Fi
なりすましフリーWi-Fiとは、悪意ある第3者が盗聴を目的として開設している危険なWi-Fiスポットです。多くは、実在する正規のフリーWi-Fiと同名、またはよく似たネットワーク名のアクセスポイントに偽装されているので、間違ってアクセスしてしまう場合があります。

無線データは暗号化されていても、Wi-Fiスポットを管理していれば、情報を抜き取られる可能性があるので注意が必要です。
 

危険なフリーWi-Fiへの対策

出先でフリーWi-Fiを利用するときには、以下のような点に注意してください。

暗号化されていないフリーWi-Fiは避ける
スマートフォンのWi-Fiに表示されるSSIDには、暗号化されている場合は鍵のマークが表示されます。鍵マークのないフリーWi-Fiには、誰でも接続できますが、盗聴される可能性があることを忘れないようにしてください。

特に、個人情報を含むアクセスは、慎むことが大切です。パスワードの入力はもちろんメールの送受信にも「宛先アドレス」「差出人アドレス」といった個人情報が含まれています。

・暗号化されていてもWEPは避ける
最近では、あまり見かけませんが「WEP」という脆弱性の高い暗号化方式を利用しているフリーWi-Fiもあります。WEPは、特定のツールを使うと誰でも簡単に解読できてしまいますので、アクセスしないようにしましょう。

iPhoneなどでは、WEPで暗号化されたフリーWi-Fiに接続しようとすると、「セキュリティに関する勧告」というメッセージが表示されます。Androidは、利用している暗号化方式が画面に表示される場合が多いでしょう。

暗号化されていないWebサイトは避ける
URLに「https:~」と表示されていたり、URL辺りに鍵のマークが表示されるWebサイトは、送受信されるデータが暗号化されています。

最近では多くのWebサイトがhttps化されていますが、まだ「http:~」で始まる暗号化されていないWebサイトもあるので注意しましょう。
 
    無線LANルータ

   


・自動接続をオフにする
先にも触れましたが、勝手にフリーWi-Fiに繋がらないように、自動接続機能をオフにしておきましょう。また、怪しいネットワーク設定はこまめに削除しておきましょう。

一度接続したことのあるWi-Fiが近くにあると自動的に接続する機能は、通常使う場合には便利ですが、外出時に勝手に危険なフリーWi-Fiにつながってしまうと危険です。
ここの設定をオフにすると自動的につながってしまう。

ここの設定を「オフ」にすると自動的につながってしまう。「確認」にしておこう


・出所の分かるフリーWi-Fiに接続する
聞いたこともないフリーWi-Fiは危険ですから、先に挙げた携帯キャリアが提供しているような出所のわかるフリーWi-Fiに接続しましょう。その際、偽装していることもありますので、怪しい点がないかどうかよく吟味してから接続するようにしましょう。


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