ダイエットの新常識!? かまいけ式食事術(3ページ目)

糖質を食べると…。

また、糖質を必要とはしていないけれど、糖質を処理せざるを得ない時もあるとのこと。それは糖質を食べたとき。糖質を食べると糖質は消化され血糖値（血液中の糖分量）を上昇させます。血糖値は常に一定であるのが望ましいので、体は膵臓よりインスリンというホルモンを放出して何とか血糖値を一定に保とうとします。しかし、このインスリン放出により、細胞は本来のエネルギー源である脂質ではなく、糖質を使わざるを得なくなるとのことです。

以上のように、糖質の摂取がもともと人間にとって好ましくないものだと考えると、先の私の疑問「人間は糖質のコントロールに手こずっている」というのが当然のことのように思えてきます。

かまいけ式食事法その二、朝食は摂るな

動物として、食べた後は休息をとるのが自然の摂理であるとするのがかまいけ式食事術のその二です。つまり、昼活動する私たち人間にとって朝食を摂るというのはナンセンスであるとのこと。

この点について、朝食を食べるべきだという専門家の主張には私も疑問を持っていることを釜池氏にお話しました。それは、朝食を摂るべきだと主張する方々の根拠が、朝食を食べた方がその後の作業能率や学習能率の向上につながるなどと、どちらかといえば健康ではなく経済的な効率を重視しているように感じるからです。

私の考えに対し、釜池氏より「ヒトは効率重視で生かされる家畜になってはならない」との見解をいただきました。

また、食べた後に休めないという点では、昼飯も食べるべきではないというのがかまいけ式食事術の特徴です。


＜＜お酒は飲めるの？次ページにつづく…＞＞