ビタミンEやビタミンCなどは抗酸化ビタミンともよばれ、先のフリーラジカルから体を守る働きもします。ただし、ダイエット中はその他脂肪の代謝や糖の代謝に関わる様々なビタミン、ミネラルも必要ですから、許容摂取上限を著しく超えない範囲でできるだけたくさん摂取するのがアンチエイジングも視野に入れたダイエットではおすすめです。
一、十分な睡眠とできるだけ少ないストレス
慢性的なストレスや睡眠不足は、免疫機能を弱めたりホルモンのバランスを崩す原因になります。吉岡さんの場合仕事の関係で非常に難しいとのことでしたが、基本的には十分な睡眠とストレスの少ない生活を心がけることが大切です。
吉岡さんからのメッセージ
今回のダイエットは吉岡さんがもともと豊富にダイエットの知識をお持ちだったので意図的に私からのアプローチは少なくしています。一方吉岡さんからはダイエットに有用な様々なメッセージをいただいております。一部を紹介しますと…。
■ダイエット中ほどよく食べる
以前吉岡さんから届いたメールに「カロリーは抑えてどれだけたくさんの栄養を摂り、筋肉や骨密度をなどを上げるかが勝負ですよね」との一文がありました。また「ダイエットとはカロリーは抑えるけど普段よりたくさん栄養を摂ることだと思っています」とも。事実、彼女の場合野菜や海藻類などを多用して毎日の食事量(容積)がダイエットする前よりも増えているとのことです。
■「やせすぎ=体に悪い」とは限らない
同じ痩せすぎでも質はさまざまに違います。彼女は当然健康にも十分配慮し、そのことを「肥満から普通になるダイエットの手間が1だとすると、普通からモデル体型になるダイエットは、10くらい気を使わないとダメですよね」と表現していました。肥満から普通になるダイエットの手間が1というのは言いすぎだとしても、美を追求するダイエッターはより高い意識とテクニックが必要なのは間違いありません。
■楽しみに向かってダイエットする
何のためにダイエットをするのか?彼女は聞くまでもなく「自分の好きな洋服を好きなように着たい!」とのメッセージを伝えてきました。また、その内容も好きなブランドはどれで、本人曰くそこの服の「着こなせ度」が現在80%ぐらいだとか、かなり明確な成功イメージを持っているようです。同じ服でも着こなせ度が上がるたびに喜びのメールがとどいていたので、私としてはかなり安心してサポートできました。
モデル体型へのダイエット(4)へつづく…。