ダイエット中のお酒・アルコールの飲み方とは
ダイエット中のお酒・アルコールの飲み方
ご自身の生活環境に応じてアレンジすることで、あなたにとって最も効果的なダイエットが完成することでしょう!
うまく飲めば太らない! ダイエット中のお酒の飲み方
今回のテーマは「お酒との上手な付き合い方」です。「お酒のアルコールはエンプティ(からっぽの)カロリーなので太りません」
食べること以外の娯楽を増やす。これも立派なダイエットです。
ダイエッターたるもの、まずは「お酒は肥満に直結しやすいダイエットには最も不向きな食品の一つである」という認識を持って頂きたいと思います。
それはなぜか?
お酒(アルコール)は脳にとってはそれを摂取することで神経を麻痺させ”気持ちよさ”を与えてくれる物質です。ところが身体全体として見れば毒物であり、内臓のうち解毒を担う肝臓は、お酒を飲むことで緊急的に他の機能を一時中断して(低下させて)アルコールの分解を最優先します。
その急激に低下する肝機能の一つが血糖値のコントロール機能です。
肝臓が血糖のコントロール機能を低下させると、どんなに食べても血糖値が十分に上がらず、血糖の低下に敏感な方は生理的な空腹を感じてしまいます。
もちろん脳の摂食に関する神経の麻痺ということもありますが、長時間お酒を飲んでいると、十二分に食事をしたにもかかわらず、なぜかラーメンやお茶漬けのような炭水化物(糖)を食べたくなる原因の一つが、このアルコール摂取による肝機能の急激な低下なのです。
しかしながら、飲酒は先祖代々受け継がれてきた娯楽の一つです。今回の3ヶ月集中ダイエット講座では、上記の認識をお持ちになった上で、次の「松・竹・梅」の3コースからご自分にあったコースを選択しダイエットを成功させていただきたいと思います。
ダイエット中のお酒の飲み方をご紹介!
こういう飲み方なら太りませんが…。
ダイエット中はお酒を飲まない。
できることならばこれが一番賢明な選択です。飲み会はウーロン茶や緑茶を飲んで本来の目的である社交に集中しましょう!
■竹コース
適量に徹しましょう!
適量の目安としては、通常のアルコール代謝がある人の場合「1日平均純アルコールで約20g程度」という厚生労働省の指針が目安になります。この程度なら健康上の問題も起りにくく、太るというリスクも減らすことが可能です。
具体的には、ビール中瓶なら1本(500ml)まで、清酒なら1合(180ml)まで、ウイスキー・ブランデーならダブルで一杯(60ml)まで、焼酎(35度)なら0.5合(90ml)まで、ワインなら1杯半(180ml)までです。
■梅コース
適量以上飲む場合は、食事の量が増えないように食事(おつまみ)を厳密にコントロールしましょう!
お酒は太ることを徹底的にサポートしますが、それ自身は脂肪として蓄積されにくいのは事実です。また、例えお酒を飲んでもお酒のカロリーを含めて、一食あたりの摂取カロリーを抑えることができれば、身体に負担は大きいながらもダイエットは可能です。どうしても多量の飲酒が止められない方は、交換条件として、よりシビアに食事の量と質をコントロールしてください。
以上に注意すれば、ダイエット中でも上手にお酒と付き合うことができます。お酒の席を楽しみつつ、今年のダイエットを快調にスタートさせましょう!
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