つまり今回の場合は、その日に30分以上走っていれば白色のガラス玉をグラスから一つ出して、変わりに黒色のガラス玉をグラスの中に入れる。走っていなければ黒色のガラス玉をグラスから一つ取り出して白色のガラス玉を一つ入れる、を行います(取り出す黒色のガラス玉がないときは白色のガラス玉を入れることのみを行います)。
これを「泳ぐ」「自転車」についても行い、結局三つの行動のうち三つを実行すればグラスの中の三つのガラス玉が白から黒へ、二つを実行すれば二つが白から黒へ、できなかった一つが黒から白への差し引き一つが白から黒へ、一つを実行すれば一つが白から黒へ、できなかった二つが黒から白へ差し引き一つが黒から白へ、全部実行しなかった日は三つが黒から白へと交換されることになります。
これを行うことにより突発的な事態でダイエットがうまくいかない時期があっても、全体としてダイエットがうまく進んでいるかをグラスの色を見ることで視覚としてとらえることが可能になります。
今回のダイエットでは「グラスはお前の体で白いガラス玉はお前の脂肪。黒い方は筋肉でグラスの中が全部黒になったときお前の体は昔のような筋肉質の体になる」と言って一式を貸し出しました。
一、空間や時間を変えて楽しみを増やせ
今回彼は出張中ということもあり、知らない土地でジョギングをして「楽しかった」との感想を述べていました。ジョギングやスイミング、またサイクリングをする場合、場所やそれ行う時間帯を変えることで普段とは違った景色を楽しむという娯楽の要素が加わります。
そういう観点で見れば、例えば車やバス、電車などの通常はダイエットに不向きな乗り物も、ジョギングをする場所を変えるための道具として使えば強力なダイエットサポートグッズになります。
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