一、必勝パターンを作り出せ
ダイエットが軌道に乗り始めると「こうすればやせる」といったある種のダイエットの法則のようなものが見えてきます。それは同じダイエット法を実践していてもその人唯一の生活に適合するように修正されたオリジナル性に富むダイエットの成功法則で、100人いれば100通りの法則が出てきます。私はこの成功法則をその人にとっての「必勝パターン」と呼んでいますが、この段階にきたら何はともあれこの自分で納得した必勝パターンをダイエットの中心に据えて、さらにそのパターンを飛躍させる方法でダイエットを行うことがおすすめです。
一、短期ダイエットはたんぱく質中心の食生活で
今回のダイエットでは、ダイエットに集中力が増した後半一月の食生活として「炭水化物と脂質を減らせ」具体的には「ごはんやパン(小麦)をできるだけ食べるな」「肉を食べるときは脂身が少ないところを食べろ」「野菜は大いに食べて結構だが、味付けには油の入ったドレッシングではなく塩、胡椒、酢を使え(今回のダイエットでは『塩』を使うことも一つのキーワードになっています。これは運動して毎日汗(塩)を出しているので、多少塩分をとりすぎても塩分過多にはなりにくい状況を踏まえたものです)」「果物は大いに食べて結構」「結論として食生活は『肉』『魚』『卵』『豆類』『チーズなどの乳製品』『野菜』『果物』を中心に」とアドバイスをしています。
ただし、以上のアドバイスは「炭水化物と脂質を減らせば(たんぱく質中心の食生活にすれば)やせる」という意味ではなく、今回のように運動しながらかつ食事の量を減らす時には特にたんぱく質が不足しやすいことと、炭水化物には必須性がないこと、さらには彼の知識ではどのみち炭水化物と脂質(必須性あり)を完全に排除することはできないという状況を読んでのアドバイスです。
次ページへつづく…