ほとんどすべてのメーカーの（ジョギング用の）3輪ベビーカーには自転車と同じ仕組みのハンドブレーキがついています。緩やかな坂道でもだんだんと加速してしまうほど直進性能に優れていますので腕力が弱い女性などには便利な装備です。■20キロ以上の子供を乗せることができる頑強さ
商品によりますが、おおむね20キロから40キロという一般のベビーカーの倍以上の体重の子供を乗せて運ぶことができます。すなわち子供ならば4、5歳までは全然ＯＫですし、この運搬能力の高さが最後にお話しする3輪ベビーカーの裏技的使用法を可能にしてくれます。（今回写真で紹介しているベビーカーは重量制限20kgです）
■前後以外は回らないタイヤ
通常ベビーカーのタイヤはくるくる回るキャスターがついており、それにより左右に移動できるわけですが、3輪ベビーカーのタイヤにはキャスターがついていません。そのため曲がるために右手と左手の力加減を変えたり、前輪を軽く浮かせて回転したりしなければなりません。このことがたぶんベビーカーを押してジョギングをすることを想定しない方から見ると「扱いにくい」ととらえられがちですが、実際にはジョギングをするとこの勝手に曲がらないことが安定した走行には欠かすことができない機能であると実感できます。またコツをつかめば曲がることは簡単にできますし、それよりもちょこちょこ曲がらずに（多少の段差を気にせずに）ズンズン直進できる3輪ベビーカーそもそもの走破性に快感すら覚えることでしょう！（ちなみに私はＡ型ベビーカーも持っていますが、3輪ベビーカーを購入してからは全く使う気がしません）次ページへつづく…
