これまで3回にわたり10キロ以上のダイエッターのための記事を書いてきました。ただし、どちらかといえば心がまえ的な話が多く、そろそろ具体的なダイエット法の話を聞きたがっていらっしゃる方も多いのではないでしょうか(参考:第1回、第2回、第3回)。
そこで、今回は基礎的ではありながら、非常に効果の高いダイエット法「食事日記」についてお話します。
そもそも太る原因とは…
もし、太る原因を一言でいえと問われれば、それは「食べ過ぎ」であると私は答えます。もちろん食べ過ぎの「過ぎ」には、活動(運動)不足という意味合いも含みますので、一概に食事のみをさす言葉ではありませんが、やはりどんな人でも太った直接のそして最大の原因は「食べ過ぎ」にあるのではないでしょうか。
その最大の肥満の原因「食べすぎ」を自覚し、改善するための道しるべとなるのが毎日の自分の食事を記録する、すなわち「食事日記をつける」ということなのです。
また、食事日記を何に書くかという話を先にしておけば、それは大学ノートや日ごろつけている日記帳でもかまいませんし、常時持ち歩いている手帳でもかまいません。またインターネットで公開するのも一つの方法ですので、自分が継続的に記録でき、随時閲覧できるものに記録してください。
さて、それでは、次は何を記録するかです。
まずは理想的な食事日記に記入すべき全項目をご紹介します。もちろんあまり細かくしすぎると食事日記をつけること自体が負担になる場合もありますので、その点につきましてはご自分にあった形に簡略化されるか、もしくは次にあげる項目のうち、赤字のもののみを記録されても十分に効果が期待できますので参考にしてください。
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