ということです。
そんな当たり前のことが何でダイエットの役に立つのか?と疑問に思われる方も多いと思いますが、実は太った人の特徴として「ほとんど無意識のように何かを食べていることが多い」ということが知られています。
例えばテーブルの上にあるお菓子や果物などに(お腹が減っているわけではないのに)何となく手を伸ばしてみたり、テレビを見ながら何気に何かを食べていたり、
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結局彼らはほとんど無意識のうちに一日5回6回と食べ物を口に運んでいることになります。
つまり、一日三食たべるということは、正確には「一日三食しか食べない」ということで、場合によってはそれが二食や一食でもかまいませんが、とにかく一日に食べる食事の回数をキチンと決めて、それをまずは守ることから始めてみましょう!という意味です。また、このことはどうしても甘いものやお菓子が止められない人は、その三食の内で食べることを意味し、甘いものなどを一切止めなさいという意味ではありません。
さらに、一つお話を付け加えると、古典的なダイエット法の一つに食事の前に水を飲んだり何かサプリメントを飲んだりする方法があり、時にそれらにより実際に体重が減ることがあります。これらについても種明かしをすれば水やサプリメント自体に痩身効果があるわけではなく、そのような食事の前に一定のルール(食事の前に水=水を飲まずに食べない)を作ることで、日頃あまり意識されない食事が(無意識に)減ったり、食事の全体像が本人に分かりやすくなりコントロールしやすくなった結果、総摂取カロリーが減ったことが最大の原因だと言えます。
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次回(なぜ運動が続かないか?)につづく…