<目次>
・腕や首元は体温調節しやすいアイテムを着用
・梅雨時期に向けた突然の雨対策
・快適に走るための花粉症対策
・大会本番で着用するウェアを試しておこう
腕や首元は体温調節しやすいアイテムを着用
春は日中こそ暖かいものの、朝晩は冷え込むことが少なくありません。薄着で走り出して、いつの間にか日が沈み寒くて走れない……なんてことのないよう対策しましょう。 特に冷えを感じやすいのが、首元や腕です。そこで、腕の体温調整におすすめなのが「アームウォーマー」。中には腕の動きをサポートしてくれる、機能性の高い製品もあります。生地は伸縮するので腕振りを妨げず、しっかり着用すれば冷気からしっかりガード。暑くても手首側へまくってしまえば、重く感じることもないでしょう。・汗冷え対策もしっかり また、首元にはスポーツ手ぬぐいやBuff(バフ)を。首そのものはもちろん、これらを巻くことでTシャツの首部分から身体に風が入らなくなり、寒さを感じにくくなるはずです。また、サッと伸ばして口元まで覆うことも可能。人とすれ違う際などには、簡易的ながらコロナ禍で気になる感染対策にもなります。
なお、走り終えてすぐ着替えられるなら構いませんが、それ以外では汗冷えにも注意が必要。後ほど雨対策でご紹介するシェルウエアなどを、腰に巻いたりポーチに入れたりしておくと安心です。
梅雨時期に向けた突然の雨対策
梅雨に入ると雨天が多くなるだけでなく、走っている最中に突然雨が降り出すといったことも考えられます。雨に濡れると身体が冷えてしまい、走りにくいだけでなく体調不良の原因になりかねません。 そこで、シェルウエアを用意しておくと便利です。軽量のシェルウエアはポーチに入るほか、腰に巻いておいてもさほど重さを感じません。そこまで防水性は高くありませんが、小雨程度なら問題ないはず。また、肌に直接雨が当たるのに比べれば、たとえ濡れても感じる冷たさは全く異なります。また、雨で困るのが視界。ただでさえ雨が降ると周囲が見えにくくなりますが、顔(特に目元)が濡れると走りにくく危険です。帽子やサンバイザーを身につけておけば、これを防ぐことができます。
快適に走るための花粉症対策
花粉症の方にとって、春は屋外で走るのが辛い時期ではないでしょうか。それでもランニングを楽しみたいなら、まず通気性の良いマスクで花粉対策を行ってください。不織布マスクが最適ですが、苦しくなってしまうようなら、以下記事を参考にマスクを選びましょう。▶ランニング時にマスクは必要? コロナ対策におすすめの商品3選&注意点
また、サングラスも花粉症対策には有効です。ランニング時に目が痒くなってしまうと走りに集中できないほか、目に触れて見えにくくなった瞬間に転倒などの危険性があります。とはいえ、いわゆるスポーツサングラスでは、残念ながら花粉を防ぐには不十分です。花粉症対策用に作られたサングラスを使用してください。中にはスポーツに適し、UVカット機能などが備わったサングラスもあります。
大会本番で着用するウエアを試しておこう
夏前までは、まだ各地でマラソン大会が開催されます。コロナ禍でも少しずつ規模の小さなものから大会が再開され始めているので、積み上げたトレーニングの成果を発揮しようと意気込んでいる方は多いでしょう。 そんな方は、本番で着用予定のウエアを試しに着て走ってみてください。思ったよりサイズが大きかったりウエアが擦れてしまったり、いざ着てみると意外な不具合が見つかるかもしれません。そうすれば、本番でより快適に走るため対策が考えられるはず。もちろん「このウエアで大会に挑むぞ!」と、改めて気持ちも引き締まるでしょう。最近はお洒落なアイテムも増えていますので、自分なりのコーディネートを考えるのは一つの楽しみになるかもしれません。ここでご紹介した内容を参考に、春を楽しく快適に走るためのウエアコーディネートを試してみてください。
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