リビングに無くても快適に暮らせるモノって?

リビングの片づけ

リビングに本当に必要?と疑ってみることからはじめます

リビングにはローテーブルやソファ、テレビボードなど大モノが存在するので、これらの中でひとつでも無くすことができれば部屋を広く使え、掃除がラクになる、などのメリットがあります。

とはいえ、いきなり無くしてしまうと不便を感じたり、家族からクレームが出ることも。

今回は片づけのプロとして活動しミニマリストでもある筆者が、自身のリビングを年間30回以上模様替えを行う中で「無くても快適に過ごせる」「こう工夫すれば家族からもクレームがあがりにくい」と感じたモノとその理由をご紹介します。
 

ソファの前にあるローテーブル 

リビングの片づけ

ソファの前にあるローテーブルの必要性を疑ってみる

皆さんのお宅のリビングにはローテーブルがありますか?

私はこのローテーブルを疑ってみることから始めました。「これって本当に必要なの?」と考えたところ我が家の場合、下記4つの使いにくい点があることに気づきました。

1. テーブルにモノを置く・取るという動作のたびにソファから身を乗り出し身体を前かがみにする動作が面倒。
2. ソファに座るためにテーブルをよけるようにソファまで歩くのが面倒(その際にテーブルの端に足をぶつけることもある)。
3. テーブルで食事をとる場合は床に座る必要があり、ソファを背もたれ代わりに使いたいが、もたれようとするとソファが後ろに下がってしまう。
4. 掃除機をかける際に、掃除機のヘッドがテーブルの脚にあたり隅々までごみを取りづらい。

逆にテーブルの必要性を考えても、明確な回答が出てきませんでした。そこで我が家ではこのローテーブルをうまく使いこなせないと判断し、テーブルを外すことに。外したテーブルはテレビボードとして活用しています。
リビングの片づけ

テーブルをテレビボードとして活用しています

ソファの前にテーブルが無くなることで一番困るのは「ソファに座っているときに、飲み物や読みかけの本、スマホを一時置きする場所が無い」ことでした。

そこで活躍したのが肘置きにもなる、可動式のベンチです。
リビングの片づけ

肘置きにもなるベンチを2つ並べてサイドテーブルのように配置

通常はサイドに置いてサイドテーブルとして。必要があるときにはソファの正面に持ってきてPCデスクとして使うこともあります。

画像にはもうひとつ正方形のミニテーブルも写っていますが、こちらは、画像のようにソファの前に置いたり、場合によってはソファの上に置いて使うことも。

ソファの上や横に可動式の小さなテーブルを置くことで、飲み物などの一時置き場所にもなりますし、片づければソファの前に空間ができるので、家族が集まりやすくなりました。

ソファの上にミニテーブルを置いて万が一落としたら危ないのでは、と思われるかもしれませんが、今のところ10年以上使っていてテーブル自体を落としそうになったことは一度もありません。ソファの座面よりも小さいミニテーブルを選び、なるべく背もたれ側にテーブルを置くように意識しています。

我が家はローテーブルをソファ前から撤去したのは大正解!だと実感しています。
 

リビングのテレビ

もうひとつ、我が家のリビングに無いものが「テレビ」です。家族全員テレビが大好きなので、以前はテレビはリビングに置いて当然!と思っていました。

ところが、長男が3歳になった頃、「テレビをつけて!」とせがむ割にはまったく見ている様子がない、それなのに消すと怒る、ということが発生しました。朝から晩まで家にいる間は一日中テレビがついていて、本人は何をしても注意力散漫。次第に食事中も絵本を読んでいるときですら、テレビを消すと怒るという状況になってきました。

この状況を改善したいと家族で相談した結果、テレビがリビングにあると、どうしても目に入るので見たくなってしまうのでは、という話になり、リビング以外の部屋に一日だけでも置いてみようとなったのです。

そこで候補に挙がったのが、いつか子供部屋に使おうと思っていた洋室です。せっかくなのでその部屋を「テレビルーム」にしよう!ということになりました。
リビングの片づけ

テレビルームを作った直後。子供たちがとてもうれしそうにしていました

いきなり大がかりにリビングからテレビを撤去するのではなく、まずは一日だけテレビを移動させてみよう!という短期目標が良かったのか、家族みんなが提案をすんなりと受け入れてくれました。

肝心の子供は「テレビ専用の部屋!」とテンションが上がり、そのまま数日、数カ月とリビングにテレビが無い状態が続き、今に至ります。テレビを見るための専用部屋があるおかげで、それまで一日のうちに足を踏み入れることが少なかった北側の洋室に毎日入るようになりました(しかも冬は寒いので早めに戻ってくる)。

ルールとして「テレビルームにオモチャを持ち込まない」「食事はリビングで!」と決め、子供たちはテレビを見るためにこの部屋へ移動、終わったらリビングに戻ってくる、という暮らしです。子供たちが寝たあとは、大人がテレビ部屋に移動して、仕事をしたり録画した映画を見たりと過ごしています。

リビングでテレビを見ていたころと比較して、「ながら見」がなくなり短時間の視聴でも集中して見るので満足度が高いところが最大のメリットだと感じています。また、リビングにいる時間は、音楽を流しながら、家族で会話を楽しむことが増えました。

「リビングからテレビが無くなったことでデメリットはありますか?」というご質問をいただくこともあります。以前は「緊急ニュースを知らないまま過ごしてしまうことがある」ということをデメリットとして挙げていましたが、今ではYahoo!等のニュースサイトを確認したり、Amazonアレクサに今日のニュースを読み上げてもらうことで情報を取得できるようになったので、特に困ることが思い浮かびません。

アレクサのようなAIアシスタントをお持ちでない方はニュース読み上げアプリを活用するのも手ですね。筆者は毎晩18時に更新される「Voicy 毎日新聞ニュース」を聞いています。

ということで、我が家にとってはテレビもリビングから撤去して大正解!なアイテムでした。

今回は「リビングに無くても快適に過ごせるモノ」をご紹介しました。いきなり大モノを撤去するのは難しいかもしれません。皆さんがリビングの片づけを始める前に、「これって本当に必要かしら?」と自分自身に問いかけてもらうことで、お部屋の使い方が大きく変わるきっかけになるのではないでしょうか。
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