ミニマリストのメリット・断捨離のコツとは
ミニマリストのメリットと断捨離のコツ
家の片付けをするときに、一番やっかいなのが「捨てる」「捨てない」の判断です。この判断さえできれば、片付けというのは8割終わったといってもいいでしょう。
本日は、17年間ミニマリストのガイドが実践している「モノの捨て方」、そして「捨てて後悔したものはないのか」をお伝えします。
持たない暮らしの4つのメリット
そもそも、ガイドのようにモノが少ない暮らしをしていると4つのメリットを感じます。■持たない暮らしのメリット1:必要なときにすぐにモノが見つかる ■持たない暮らしのメリット2:掃除がラク ■持たない暮らしのメリット3:自由な時間が増える ■持たない暮らしのメリット4:出費が減る モノが少ない暮らしをすると、1日がなんだかゆったりと心穏やかに過ごせるなあ、と感じることでしょう。
上手に「捨てる」ための習慣2つ
「モノを捨てる」ことにフォーカスすると、「もったいない」「まだ使える」「いつか使うかも」と「捨てたくない理由」を探してしまいがちです。そこで、いったん「捨てる」ことは置いておいて、今すぐにできることを2つご紹介します。■習慣その1:家のあるものを使い切る モノは使って初めて満足感が出ます。「どれだけ使い倒せるか」がポイントなのです。家の中にまだ封を切っていないモノはありませんか? それらを開けることからスタートしてください。
ラッピングをした状態だとステキに感じるモノも、ひとたび開けてみると印象が変わる場合もありますよ。こうすることで家の中のモノを減らしていき、空間を確保しましょう。
■習慣その2:外から家の中にモノを持ち込まない 次に、むやみに家の中にモノを持ち込まないことを心がけます。自分にとって必要のないDMやお店でもらう粗品などを極力手に取らないようにするとともに、目を通すだけで済むものは玄関で処理するために玄関にゴミ箱を設けたりしましょう。郵便物を開梱するためのカッターナイフやガムテープを用意するのも手ですね。
まずは、この2点を意識して集中的に行ってみませんか? するとやがて、普段の買い物のペースが減っていくでしょう。家の中にあるものを使い切っていくことで出費を抑えるとともに、捨てずとも家の中からモノが減っていくことを体感できます。
捨てるかどうか迷ったとき、どうする?
モノを手放すかどうかを迷ったときにガイドが必ずやっているのが、以下の2つ。1:実際に使ってみる
2:飾ってみる
特に「思い出の品」「高かったから捨てられないモノ」に関しては、飾ってみると自分の価値観がたちまちはっきりとします。 飾ってみると「う~ん、飾るほどでもない」と腑に落ちることも。その瞬間にモノへの執着が消えていくのを実感するはずです。
断捨離して良かったもの、後悔したもの
それでは、最後にガイドが今まで手放してよかったと思うもの、捨ててしまって後悔したものをご紹介します。■捨ててよかったと思うもの1:来客用の布団 いつ来るかもわからない来客用の布団を思い切って処分しました。年に数回の宿泊客はレンタル布団で対応。布団を干したりシーツを洗ったりする作業時間が要らなくなったのはもちろんのこと、和室の押し入れを占領していた布団スペースを有効活用できるようになりました。
■捨ててよかったと思うもの2:トレンド服 今年のトレンドカラーや、流行りのスタイル、それら衣類を購入するのをやめて、すべてレンタルで対応するようにしました。
おかげで手持ちの服はどんな服にでも合わせられるシンプルなもので統一され、クローゼットの中もスッキリ。そしてなにより服を買いに行く時間やネットショップで衣類をチェックするという時間が削減でき、自分のために時間を使えるようになりました。
服やカバンなど、身につけるものの選び方について、詳しくはガイド記事「ミニマリストの服選びポイント!おしゃれに過ごすコツと着回し方法」や「ミニマリストのバッグ・持ち物の選び方……おすすめの女性向けバッグ」をご覧ください。
■捨てて後悔したもの:ペットボトルや空き箱・割りばし・輪ゴムなど
学校や幼稚園から持ってくるようにと言われたときにすぐに用意できないことがあります。最近一番困ったのが「要らないハンガーを持ってきてください」と言われたこと。そのときは友人にもらいました。
ミニマリストによるモノの手放し方まとめ
今回は、ミニマリストによるモノの手放し方をご紹介いたしました。モノを捨てられない人の中には、「この思い出を忘れたくない」というためにモノを残しているかたもたくさんいらっしゃいます。
ところが、意外なことに、「思い出の品」「高かったもの」は手放した方が記憶に残るんですよ。持っていてもその存在を忘れていては持っている意味がありません。本当に記憶に残したいと思うのであれば、ぜひ手放すことを考え、その前にしっかりと使い切ってあげてもらえたら、と思います。
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