草彅剛や水川あさみ…2020年度日本の映画賞受賞作・俳優をまとめてみた！(2ページ目)

3：第42回ヨコハマ映画祭

映画好きのサラリーマン3人が始めた手作りの映画賞としてスタート。毎年、映画ファンが選んだ前年度に公開された作品の中から、独自の視点で選んだベスト10を発表し、1位が作品賞に選ばれます。

2021年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため授賞式は開催されませんでしたが、毎年、受賞した映画関係者、俳優たちがみんな授賞式に出席する率が高い、俳優たちにも人気のある映画賞のようです。

■作品賞：『海辺の映画館―キネマの玉手箱』
■監督賞：城定秀夫『アルプススタンドのはしの方』『性の劇薬』
■主演男優賞：二宮和也『浅田家！』
■主演女優賞：水川あさみ『喜劇 愛妻物語』『滑走路』
■助演男優賞：宇野祥平『罪の声』『本気のしるし＜劇場版＞』
　　　　　　　緒形直人『もみの家』
■助演女優賞：蒔田彩珠『朝が来る』『星の子』
■最優秀新人賞：森七菜『ラストレター』『461個のお弁当』『青くて痛くて脆い』
 　　　　　　　  藤原季節『佐々木、イン、マイマイン』『his』
           　　　　 宮沢氷魚『his』
　　　　　　　   小西桜子『初恋』『ファンシー』『佐々木、イン、マイマイン』

大林宣彦監督の『海辺の映画館―キネマの玉手箱』は強い。TAMA映画祭に続いて受賞しベテランの力を発揮しました！ 2020年で活動休止した嵐ですが、そんな中、二宮和也さんの主演男優賞受賞はうれしいニュース！

そして助演賞に、宇野祥平さんと緒形直人さん、蒔田彩珠さんが、最優秀新人賞には森七菜さんが入ってきました。特に女優陣二人はまだ若い。今後が楽しみすぎます！

ヨコハマ映画祭公式サイト受賞一覧
 

4：第33回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞

選考対象は2019年12月～2020年11月までの公開作品。この中から選考委員が受賞作を決定します。

石原裕次郎賞は、戦後を代表するスター石原裕次郎さんの遺志を引き継ぎ、最もファンの支持を得たスケールの大きな作品に贈られる賞。一方、石原裕次郎新人賞は、デビュー5年以内で、石原裕次郎さんをほうふつさせる将来性ある男優に贈られる賞です。 ■作品賞：『罪の声』
■監督賞： 黒沢清『スパイの妻＜劇場版＞』
■主演男優賞： 小栗旬『罪の声』
■主演女優賞： 長澤まさみ『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJP プリンセス編』
■助演男優賞： 妻夫木聡『浅田家！』『Red』『一度も撃ってません』など
■助演女優賞： 渡辺真起子『浅田家！』『37セカンズ』など
■新人賞：服部樹咲『ミッドナイトスワン』
■外国作品賞：『はちどり』
 
■石原裕次郎賞 『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』
■石原裕次郎新人賞 岡田健史『望み』『弥生、三月-君を愛した30年-』『ドクター・デスの遺産ｰBLACK FILEｰ』
■特別賞：渡哲也
 
『罪の声』、小栗旬、長澤まさみ、強いですね！ 賞レースをぶっちぎっています。

そして『浅田家！』関連では、助演部門で妻夫木聡さんと渡辺真紀子さんが受賞！ 妻夫木さんは主人公の弟に振り回される兄役を温かみある演技で見せてくれました。

石原裕次郎賞は、なんと日本の歴代興行収入の記録を塗り替えて1位爆走中のアニメ『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』が堂々の受賞！

日刊スポーツ映画大賞受賞一覧