「やせ体質」という言葉を聞いたことがありませんか?誰が最初に言ったかは知りませんが、たくさん食べても太りにくいまたは、普通に食べてもスリムになっていく体のことを言います。全くもってうらやましいですよね。「やせの大食い」なんて言葉もあるくらいで、現実にこんな体質の方って結構いるんじゃないでしょうか?
では、どうして同じものを食べているのに太る人とそうじゃない(やせ体質の)人がいるのか?また、どうしたらそのようなやせ体質になれるのか考えていきましょう!
まず、やせ体質には大きく分けると2種類あります。
一つは食物の消化吸収能力が低いことによるやせ体質です。同じものを食べても栄養として吸収する能力(吸収量)が少ないという理由で太りにくいという体質です。ただし、これは生まれながらの体質や病気によるものですから、私たちが後からこのような体質になることはできません(病気や外科手術を除いたら…)。
次に、エネルギーの消費(特に基礎代謝による消費)が多いことによるやせ体質があります。同じものを食べて、同じだけ活動しても、基礎代謝として使うエネルギーが多いため、太りにくいというやせ体質です。そして、以前Close Upでも取り上げたように、基礎代謝量は増やすことができます。つまりこちらのやせ体質には今からでもなることができるのです!!
では、具体的にどのようにしたら、基礎代謝量の多い「やせ体質」になれるのか?その答えの一つは筋肉トレーニングによって筋肉を活性化させたり、筋肉の量を増やすことにあります。筋肉は動かすことでもエネルギーを使いますが、それ自身を維持するためにもエネルギーを使ってくれる(基礎代謝を増やす)とてもダイエットにありがたい器官なのです。
ということで、今回はそんなやせ体質になるための筋肉のつけ方を実際にエクササイズによる減量指導を行っているスポーツクラブにおじゃまして、プロの指導者に実演していただきました。
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