忙しい人のダイエットには「スープごはん」
忙しい人のダイエットには「スープごはん」
スープごはんのメリットは? ダイエットにおすすめな理由
スープごはんは名前のとおりごはんにスープをかけただけの料理です。もちろん雑炊のようにごはんをスープで煮込んでもよいのですが、ごはんの粒感を残したいときにはスープごはんの方がおすすめです。スープごはんの一番のメリットは、これさえ食べれば食事を完結できるという点ではないでしょうか。主食、主菜、副菜、そして汁物。すべての役割を兼ねてくれているのがスープごはんなのです。いろいろな食材を使うことで栄養バランスは整いますし、ごはんが水分を含みカサが増すことで満足感を得られやすいというメリットもあります。具材を一緒に噛むとゆっくりと咀嚼できるという点も満足感アップのポイントです。スープごはんには、栄養バランスがよい、カロリーを抑えられる、身体が温まるなどのメリットがあります。忙しい方だけではなく、減量中の方や遅めの夕食にもおすすめですよ。
管理栄養士が解説! スープごはんのおすすめの具材選び
スープごはんの具材はバランスよく
・3つの食品群を意識しよう
栄養バランスの整ったスープごはんを作るためには、【1】ごはん、【2】たんぱく質源の食材、【3】野菜(海藻・きのこ含む)を意識して揃えましょう。それぞれ多く含まれている栄養素が異なるので、この3つの食品群を意識すると自然と栄養バランスが整います。
・味付けのバリエーションを広げよう
いつも同じスープだと飽きてしまうので、和風、洋風、中華風などスープの味付けも何種類かレパートリーを持っておくと便利です。だしだけではなく、トマトソースやクリームソースなどをプラスするとさらにバリエーションの広がりが楽しめます。
冷蔵庫の中の余った食材を活用!スープごはんのおすすめメニューは?
おすすめのスープごはんは?
・めんつゆ+卵+わかめで簡単に
めんつゆを薄めてスープを作り、水で戻したわかめと溶き卵を加えただけの和風スープです。包丁不要で作ることができ、めんつゆを使うので味を足さなくてもそのまま美味しく食べられます。時間がないときのお助けヘルシーメニューです。
・余ったカレーをアレンジ
カレーが余ったとき、何日も同じものを食べ続けるのは飽きてしまいますよね。そんなときはカレーを薄めてスープにし、ごはんと合わせてリゾット風にする方法もあります。カレーはお肉も野菜も入っているバランス食。具材もそのままスープごはんに活用してみましょう。カレーを薄めるときはコンソメやめんつゆなど他の調味料を使って味を調整してくださいね。
・サラダチキンで参鶏湯風
鶏ガラスープに少量の豆乳、生姜、にんにくを加えてスープを作り、市販のサラダチキンを手でほぐしながら加えます。長ネギをたっぷりと加えて熱を通せば完成です。参鶏湯はもともとごはん入りのスープ。市販のサラダチキンを使って簡単に作ってみましょう。
忙しいときの健康管理におすすめしたいのがスープごはんです。スープジャーがあればごはんを別容器に分けて持ち運ぶこともできます。お弁当作りを負担に感じる人は試してみてはいかがでしょうか。スープごはんは手軽に作れる、栄養バランスがよいなどさまざまなメリットがあります。お好みの具材と味付けでアレンジして、普段の生活にとり入れてみてくださいね。
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