トイレのニオイ解消掃除法1、便器と床の“境目”を見落とすな!
トイレのニオイの原因は便器の中だけではありません。その周りの床も注意!
男性が立ったまま用を足すとその周りに尿が飛び散る、というのを聞いたことがある人も多いと思います。しかし、立って用を足す人がいるご家庭はもちろんですが、座って使っていても要注意。「座っているなら、飛ばないだろう」と思うかもしれませんが、便器と便座の内側に尿が飛び、それがつたって床に垂れることにより、ニオイの原因になっていることも。
特に注意したいのは、便器と床の境目。ここは継ぎ目があり、汚れが溜まりやすい場所のため、掃除用ウエットシートを使って、しっかりと拭き取りましょう。
トイレマットや便器と床の境に貼る消臭シートを使うことでも防ぐことができますが、マットであれば洗濯、またシートであれば交換が必要です。洗濯や交換を忘れがちな人は、寝る前にトイレを使ったついでに拭くなど、習慣化することをおすすめします。
トイレのニオイ解消掃除法2、壁への飛び散りも侮るなかれ!
トイレは狭い空間です。周囲の壁にまで汚れが飛び散っていることも!
また、トイレを使った後に、便器のフタを閉めずに水を流している人も要注意! フタを開けたまま流すと、便器の中の水しぶきやウイルス、菌などが周囲に飛び散るといわれています。今現在感染拡大している新型コロナウイルスは、排泄物にも含まれているのではないかといわれています。それ以外の感染症の原因もフタを閉めずに流すことで、まき散らしてしまう可能性があるため、閉めて流す習慣をつけましょう。
トイレ掃除をするときには、便器や便座、床に加えて、壁も掃除用ウエットシートで拭いておくようにしてください。
トイレのニオイ解消掃除法3、放置は危険!温水洗浄便座と便器の間の汚れ
「え? 温水洗浄便座って外せるの?」という人は要注意。ここがニオイの原因ということも。
とはいえ、「実は、一度も取り外したことがない」という人も決して少なくないでしょう。長いこと外さずに、そのまま使っていると、汚れがびっしり溜まって、ニオイの元になることがあります。
汚れが酷くなければ、掃除用ウエットシートで拭いておけばOK。ただし、簡単に落ちない尿石汚れは、トイレ用の酸性洗剤を使う必要があります。トイレットペーパーを貼りつけて、その上から酸性洗剤を染みこませ、時間をおいて汚れを落とします。頑固な場合は、何度か繰り返す必要があります。なお、温水洗浄便座は電化製品なので、洗剤などの使用が禁じられていることがあるため、必ず説明書を読んで、確認をしてください。
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