私が介護をしていた祖母は、腹部に小さな穴を開け、管(カテーテル)を通して胃に直接栄養を送る「胃ろう」を造設していました。さらに、喉の部分に穴を開ける気管切開もしていたため、発語が難しく、自ら舌を動かす機会がほぼない状態でした。
そのため、私たち家族がこまめに舌の手入れをしていました。その際に活用していたのが、「メンティップ タングクリーン」です。
なぜ舌の手入れが必要なのかは後述しますが、「タングクリーン」は、このように介護が必要な人にはもちろん、口臭が気になる人、サービス業や営業職などで人と話す機会が多く、口臭に気をつけたい人にもイチオシです。
舌のお手入れ、歯ブラシでのゴシゴシ磨きはNG!
みなさんは鏡を見て舌のチェックをしていますか? 歯磨きは日常的に行っていても、舌までは気にかけていないという人も多いのではないでしょうか。「舌は健康を表すバロメーター」とも言われます。正常な舌はピンク色でふっくらと柔らかく、適度な湿り気を帯び、動きも滑らかです。
舌の表面につく白い苔状のものを「舌苔(ぜったい)」といいますが、舌苔が口臭や舌の痛み、味覚障害の原因になることもあるそう。
ただし、舌苔のお手入れをする場合には、歯ブラシでゴシゴシを磨くのはあまりおすすめできません。舌が腫れてしまうなどのトラブルが生じ、逆に口臭が発生する原因にもなるからです。
2ステップのお手入れで、多忙な朝でも苦にならない
そこで活用したいのが、舌のお手入れのために作られた「タングクリーン」です。不織布、ウレタンスポンジ、ポリエスターで作られており、両面を分けて使います。まず、ざらついた面で舌の表面についた雑菌や舌苔をこすって浮かせ、仕上げにやわらかい面で拭き取るという2ステップで完了です。
ちなみに、口臭が最も強いのは起床時。そのため、舌のお手入れをする場合は、朝起きてすぐに行うことが望ましいようです。
「タングクリーン」にはキャンディーのような軸がついており、2ステップで手軽に舌のお手入れができるため、忙しい朝にも適しています。ぜひ試してみてください。
DATA
日本綿棒┃メンティップ タングクリーン
内容量:60本入り