集中力が続かない子どもの集中力を上げる方法はコレ!

集中力が続かない子どもの集中力を上げる方法

ゲームや遊びには集中できるのに、勉強には集中できないのはなぜ?

「うちの子は集中力が続かない」「やる気がない」という時の「集中力」「やる気」は、たいていは勉強面に関してのもの。勉強は親に「しなさい」と言われても、なかなか動こうとしないばかりか、始めたとしてもまったく集中できていない様子。遊んだりゲームをしたりする時には集中力と勉強の場面での違いは、いったいどこにあるのでしょうか。

勉強に集中できない、集中力が続かない子どもの集中力を上げる6つの秘策をご紹介します。

▽参考記事
集中力もアップ!「やる気スイッチ」の入れ方

<集中力を上げる秘策 目次>  

勉強の集中力を上げる秘策1.得意な教科・分野から始める

集中力がない子どもの勉強集中力を上げる方法1.得意な教科・分野から始める

集中力を上げるウォーミングアップとして、得意な教科・分野から勉強を始める

いくらゲーム好きな子どもでも、アクションゲームからロールプレイングゲーム、果てはシューティングゲームまで、すべてのジャンルのゲームを好きというわけではありません。好き・嫌い、得意・不得意があるはずです。ゲームは、自分が好きなジャンルだけをやるから、やる気が出て集中できるのです。

勉強について考えてみても、算数が得意な子もいれば苦手な子もいますし、英語が得意な子もいれば苦手な子もいます。5教科すべてが得意という子どもは、あくまでもまれなケースでしょう。

勉強のやる気のスイッチを入れ、集中力を上げるには、得意な教科、得意な分野から始めることが効果的です。もしくは、本当に勉強したい、本命の教科とは関係のない簡単なパズルや計算問題などを2、3分で済ませてから、本命に取りかかるのも手です。やる気を出すためのウォーミングアップをしてから本来やるべき勉強に取り組むことが、集中力を上げる秘訣です。

▽参考記事
集中力もアップ!「やる気スイッチ」の入れ方 
 

勉強の集中力を上げる秘策2.問題のレベルを下げる

集中力がない子どもの勉強集中力を上げる方法2.問題のレベルを下げる

「できた!」という成功体験の積み重ねが、やる気と集中力のアップにつながる

「集中力も上げたいし、難しい問題もできるようになってほしい」と思う親は多いと思いますが、集中力を上げる訓練と難問を解けるようになる訓練は別物です。

「ゲームはやる気が起こる」のは、楽しかった、クリアできた、上達した、という達成感があるからです。「レベルが上がった」「すごいアイテムを手に入れた」、これらは成功体験と言い換えていいかもしれません。このようにやる気の根底にあるのは、「楽しかった、できた」という成功体験なのです。やる気が行動を引き起こすのではなく、「やった、できた」という成功体験が「またやろう」というやる気を引き出すと考える方が、シンプルに説明できるのです。

勉強でのやる気を引き出し、集中力を上げるには、基礎的な計算など、子供が今の段階で簡単に解ける問題からスタート。「すらすらできる!」という成功体験をどんどん積み重ねて「楽しかった、できた→またやろう」というやる気につなげていきましょう。子供が成功体験をしたら、親はその都度しっかり褒めてあげましょう。

▽参考記事
「すぐ飽きる」子に効く! 集中力アップ作戦 
 

勉強の集中力を上げる秘策3.勉強内容を分けて小さな目標設定を

集中力がない子どもの勉強集中力を上げる方法3.勉強内容を細かく分け、小さな目標を立てる

長期的で大きな目標では、何から手をつけていいのかわからない……やる気もダウン

いきなり大きな目標を立ててしまうと、何から手を付けていいのかわからず、やる気を失ってしまいがちです。分かりやすい小さな目標の方が取りかかりやすく、終わりが見えるので、集中力が高まります。また、毎日達成感を味わうことができ、継続する力も育まれます。

また、子どもは大人ほど時間感覚がありません。1ヶ月先、1週間先でも、はるか先のことに感じるため、長期目標を達成するための長いスケジュールは向かないのです。よく「三日坊主」と言いますが、まずは3日間の計画を立てます。子ども自身が計画をたて、親が子どもと相談しながら調整してあげるのがいいでしょう。最初からハードルを上げずに、少しだけがんばれば達成できるくらいの目標を設定した方が長続きします。

どんなことでも、計画通りにうまく進むことなんてあり得ません。だから、スケジュールは変更前提で作ります。3日間計画の翌日は、親子で次の3日間の作戦会議を行って、無理のないスケジュール作りをする。三日坊主を、「3日しか続かなかった」と考えるのではなく、「3日続いた」とプラスに考えましょう。3日間計画を繰り返すうちに、大きな目標の達成につながっていきます。

▽参考記事
集中力 vs 継続力、子どもの勉強に重要なのは?
子供の集中力を高める!8つの秘策 
 

勉強の集中力を上げる秘策4.勉強時間の設定は10分程度から

集中力がない子どもの勉強集中力を上げる方法4.10分できたら15分…勉強時間の設定もスモールステップ!

「あともう少しできる!」ぐらいの時間設定が、集中力を上げるポイント

小学校の授業が1コマ45分であることからも分かるように、子供の集中力は、大人ほど長くは保ちません。それは年齢が下がればなおさらです。それ以上勉強をさせるのであれば、必ず小休止を入れる必要があります。

集中力を上げるためには、勉強時間を最初は短めに設定しましょう。例えば、10分間集中して勉強することが2週間継続できたら、次の2週間は15分、それが出来たら次の2週間は20分……といったようにスモールステップで時間を設定します。時間設定のコツは、子供が「あともうちょっとやりたい(やれる)!」と思うくらいの時間に設定をすること。腹八分目くらいで止めておくことが長続きのコツです。

最初からすべてをこなそうと思わず、「何時までやる」「何分間やる」といったように、取り組む時間を決めたり、「全10ページのうち、まず2ページだけやる」といったように、最低限できそうな分量を決めて、まずはその分だけやってしまうのも有効な方法です。

▽参考記事
「すぐ飽きる」子に効く! 集中力アップ作戦 
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勉強の集中力を上げる秘策5.
内発的・外発的な両方のモチベーションを上手くコントロールして

集中力がない子どもの勉強集中力を上げる方法5.勉強のモチベーションを上手くコントロール

評価や報酬だけで「勉強が楽しい!」と思えないと、やる気や集中力は続かない

やる気を持続的に安定して作動させ、集中力を上げるために大切な「モチベーション」には二つの種類があります。一つは楽しさや好奇心を満たす「内発的動機づけ」。学ぶことの楽しさ、向上していく快感など、自分の心の中から内発する誘因によってやる気を出すことです。もう一つは報酬や評価を期待する「外発的動機づけ」。お金や評価、地位、名声、叱責など、外発的な誘因によってやる気を出すことです。
 
大人は子どもに勉強をさせるために「クラスで一番になったらカッコいいよ」というように、外発的動機づけを高める言葉がけを無意識のうちに行ってしまいがちですが、それだけに偏っていると、短期で結果を出す試験勉強などには効果的でも、やる気や集中力は長く安定的に作動しません。「この分野は知れば知るほど、面白い」といった内発的動機づけが高まらないと、「学ぶこと」そのものがつらくなってしまうからです。とはいえ、勉強の楽しさばかり熱心に伝え、内発的動機づけだけに頼っていても、よい成績を達成した後のほめ言葉やお祝いなどの外発的動機づけが満たされなければ、やりがいを失い、やる気が湧かなくなってしまいます。
 
内発的動機づけと外発的動機づけは、両方とも大切なモチベーション。この2つのモチベーションを生かして、やる気を持続させ、集中力を上げていきましょう。
 
▽参考記事
やる気と集中力をキープするシンプルな方法
 

勉強の集中力を上げる秘策6.「集中して勉強しなさい」はNG!

集中力がない子どもの勉強集中力を上げる方法6.「集中して勉強しなさい」という声かけはNG!

「集中して勉強しなさい!」と言われたら、とりあえず机に向かっても勉強に対してはうわの空……

親から「集中して勉強しなさい!」と言われたら、子どもは親の叱責から逃れるためにとりあえず従います。ですが、主体的に行っている訳ではないため、勉強に対してうわの空で、注意が散漫になり、集中が続くことはないでしょう。無理強いから集中力を高めることはできません。
 
ゲームは一つの場面をクリアすると、レベルアップした次の場面になります。易しいモノからスタートし、場面ごとに区切られているので、達成感があります。勉強も簡単な問題を少ない分量から設定しましょう。
 
例えば「計算問題5問」や「漢字10個」と決め、とにかくそれができるまでは、その計算や漢字から、目を離さず取り組む、というようにすべき内容を細かく分けて具体的に決めていきます。「達成感」を得られ、少しずつ集中してこなせるように訓練していきます。何より、ゴールが見えているので、子ども自身が「これなら集中してできそう」という予感を持って勉強に取り組めます。
 
▽参考記事
ゲームへの集中力を勉強に活かす3つの秘策!

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