勉強ができない子供を持つ親御さんは、勉強を好きになって欲しい、成績があがって欲しい、そして、いい学校に進学してほしいと望むものです。しかし、勉強のできない子供と言っても、いろいろです。
勉強ができない子供の特徴と対処法

勉強ができない子供の特徴と対処法

勉強をしているのに成績があがらない子、勉強がそもそも嫌いな子供。では、勉強ができて勉強が好きな子供と、そういった子供の違いは何でしょうか。勉強ができる子供にする方法はあるのでしょうか。今回は、勉強ができない子の特徴や習慣、自然に学ぶ意欲をもつようになる方法を紹介します。
     

勉強ができない子供の特徴1:嫌なことを先送りにする

勉強ができない子供の特徴とできる子供との違い!勉強好きにする方法

勉強ができないから先送り?

大人でも「ダイエットは明日から」など、行動を即実行できない人は多いですよね。それと同じで、親が「宿題はしたの?」と尋ねると「後でやる」とお子さんは答えませんか?

これは勉強以前に「やらなければいけないこと」をしっかりやっているかどうかの問題です。「嫌なことは先送りにする=勉強し始めるまでが長い」習慣は、悪い癖として様々な場面で影響をします。

親がすぐに行動を開始させるよう促さなければいけませんが、いきなり難しい勉強を始めても「やりたくない、面倒」という気持ちは切り替わりません。すぐに取りかかれるものを用意してあげましょう。頭を使うものや面倒なものではなく、漢字の読み書きや簡単な計算ドリルなどから開始するようにしましょう。

■参考記事
子供の成績が上がらない…勉強しても伸びない子5つの共通点
勉強ができる子の習慣とは?できない子との違いを検証!
 

勉強ができない子供の特徴2:勉強時間が長い

勉強ができる子は、何時間も勉強をしている、集中力があると思われがちですが、実はそんなことはありません。集中力は養われるもので、子供のうちはまだ成育段階です。

ですので、集中力がないからと言って過度に心配する必要はありません。ではなぜ、長時間勉強をするのが良くないかと言うと、前述したとおり子供の集中力は成育段階のため、勉強している時間の後半はほとんど身になっていないのです。

勉強ができる成績のいい子は空いた時間を有効活用し、少しずつ勉強をしています。例えば、ご飯の前に宿題だけ済ます、電車の中で単語帳を見る、寝る前にドリルを1ページするなどです。集中できる時間だけ学び身につけ、勉強をすることを習慣にしています。

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勉強ができない子供の特徴3:生活習慣が不規則でバラバラ

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家族で生活習慣を話し合おう

朝なかなか起きられない、つい二度寝をしてしまう、子供のうちからこのような習慣があるのは「意志が弱い」ことの現れでもあります。大人になると大抵メリハリをつけられるので、たまのお休みはゆっくり寝ることも「休日くらい……」と理解ができますが、子供には危険信号です。

意志が弱いということは、意志の弱さから自分の都合を優先してしまい、怠け癖もついてしまいます。まず起床時間は必ず決め、勉強にとりかかれる環境を整えましょう。

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勉強ができない子供の特徴4:時間がないを口癖にしている

学校とは別に習い事やスポーツをしていたり、塾へ通うなどしたりして、子供のスケジュールを過密にさせてはいませんか? また、お子さんは「勉強する時間がない」と言うことに仕方がないと納得していませんか?

習い事をたくさんさせると、ただ「こなすだけ」に陥ってしまうこともあります。きちんと通って帰ってくるだけで精一杯という状態です。「時間がない」と言っているならば、この悪循環にハマってしまっているの改善が必要です。「時間がない」が口グセの子はテスト前に一気に勉強をする「詰め込み学習」の様子が見られます。時間をうまく使えないのではなく、「計画的に勉強を進めること」ができていないのです。

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勉強ができない子供の特徴5:メモを取る習慣がない

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塾に通えば解決!は間違い?

メモを取るとは、重要なことを「頭の中にインプットさせる」作業です。勉強ができる子は授業中に先生の話を聞きながら、忘れそうなことだけをメモをとるようにノートに書きます。

算数の公式や言葉の意味など、話を聞いただけでは覚えられそうにないものをメモにします。メモは忘れ物防止だけでなく、理解を促す助けになます。勉強ができない子が陥りがちな「キレイにノートをとる」ことに集中するクセの改善ができます。さらに、復習やテスト勉強に役立つノートの取り方を同時に習得することもできるようになります。

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勉強ができない子供の特徴6:学校のプリントが行方不明

両親が学校のプリント類を整理している家庭もありますが、この作業は整理整頓を学ぶ目的といつ習ったものかをまとめて覚える復習にもなるので、必ず子供にさせましょう。

まとめたプリント類は自宅学習で参考書になります。勉強ができる子は自分の苦手分野やどこでつまづきやすいか理解し克服する勉強をします。面倒な作業ではありますが、後回しにせず、自宅に帰ったらまず1番最初にするといいでしょう。

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勉強ができない子供の特徴7:勉強ができる環境がない

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できないのではなく、環境が悪い?

勉強ができる子は、意志の弱さを素直に認めて負けない工夫が自らできています。図書館で勉強をしたり、友達と勉強をしたり、取り掛かる教科を得意なものからはじめたり、工夫の仕方は様々です。また、その日のコンディションによっても使い分けをしています。

意志の弱さは簡単に克服することはできません。ですので、はじめは親が協力し、スケジュールをまずは決めます。そして親子いっしょにスケジュール通りに行動し、適した環境づくりを共に見極めていくといいでしょう。

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勉強場所どこが最適?勉強に適した場所・適さない場所
 

勉強ができない子供の苦手克服!今日から始めたい4つのステップ

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勉強ができない子は勉強が嫌い?

勉強のできない子供に「勉強をしろ」と言うのは逆効果です。段階を踏んで勉強へのモチベーションをアップさせなくてはなりません。今夜から早速取り組んでほしい4つのステップをご紹介します。
 
  1. 子供に最終目標設定をさせ、次に短期で達成できそうな中期目標を立てる
  2. 30分早く起床、夜30分時間をとって勉強する習慣をつける
  3. 勉強する範囲を基礎に絞り、基礎をマスターさせる
  4. 目標を達成できたら小学校低学年までは褒める。それ以上の年齢は感心する

このサイクルを1週間おきに繰り返すところから始めましょう。こんな簡単でいいの? と不安を感じるかもしれませんが、これは1週間おきに目標設定をし、少しづつ勉強時間を増やしたりレベルをアップさせていく効果的な学習法です。

子供は、勉強ができない理由も、何が苦手なのかも見極める能力がまだありません。成績が悪いことを叱ったり嘆いたりする前に、親が手助けをしてあげましょう。そして、日常生活で楽しく学習する手段もおすすめです。

例えば一緒にスーパーへ行って、足し算や引き算、分数など計算をするのもいいでしょう。街中で「漢字の看板は何と読むのか」クイズ形式にすると楽しく学ぶことができます。このように、子供が勉強を好きになるためには決して親が諦めず子供と向き合うことが重要です。

■参考記事
三日坊主卒業! 子どものやる気が長続きする目標設定
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