「受験に対応できる力を付けさせるため」「勉強する習慣をつけさせたい」など、子どもを塾に通わせる理由は様々です。中でも、程度の差こそあれ共通しているのが「学校の成績を上げさせたい」という気持ちです。

ところが、そんな思いとは裏腹に、子どもを塾に通わせて成績が上がる割合は思いのほか高くないようです。

なぜなのでしょうか。子どもを塾に通わせても成績が上がらない理由を考えてみました。

1.子どもを塾に通わせただけで満足している

熱心に下調べをして子どもを塾に入れる人もいれば、あまり下調べもせずチラシなどが「パッ」と目に入った瞬間に塾に入れるという人もいます。

きっかけはどうであれ、大切なことは、子どもを塾に通わせてからどうするかということです。塾通いは「始まり」であって、「ゴール」ではありません。塾通いで成功するには、
1.本人の努力
2.塾の力
3.家族の理解と協力
の3つの条件がそろう必要があります。

この中で、家庭で出来ることは「3.家族の理解と協力」です。具体的には、忘れ物や遅刻がないように心がけたり、家族でお出かけや旅行などが塾の授業や講習と重ならないようにしたりするなどが挙げられます。

塾での様子や宿題の進み具合を聞いて、勉強への意識付けを促すことも、家庭で出来ることと言えます。

塾での授業は、夕食の時間など家族の団らんの時間帯にあたります。部活で帰りが遅くなったときと同じように、塾の行き帰りに簡単に食事を用意したり、あるいは弁当を用意したりといった気遣いができると、本人も励みになることでしょう。

以上のように、子どもが塾で少しでも良いコンディションで授業が受けられるようにするサポートするのも、家族の理解と協力があってこそなのです。